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 本日4月9日は、故伊礼喜洋選手の命日です。

 伊礼君は沖縄県から八王子にある大学に入学するため上京すると、同時に八王子中屋ジムに入門し、日々の練習で頭角を現し大学在学中にプロとなりました。そして2001年に無敗のホープとして全日本新人王を獲得しました。
 しかし翌年の3月24日フライ級6回戦、伊礼君は判定での敗北後、リングを下りた直後に意識を失い開頭手術を受けました。2週間ベッドの上で戦い続けた伊礼君でしたが、急性硬膜下血腫により8年前の今日、彼は天に召されました。

 生涯戦績9戦8勝1敗2KO
 第58回東日本フライ級新人王
 第58回東日本フライ級新人王

 伊礼喜洋、彼はそのボクサーとして大きな功績をジムに残しました。しかしそれ以上のものを、目標に向かって逞しく生きることを、彼はその生涯で見せ続けてくれたのです。



 八王子中屋ジムの試合では必ずいつも1枚の応援幕が広げられています。

 それは伊礼君が全日本新人王を獲得し、両拳を天に突き上げ喜びを体現した時のシルエットです。
 彼の普段は寡黙で優しい人柄、そして試合時に見せた勇猛果敢な姿、そんな彼の姿に”秘めたる闘志”を感じ、そんな彼に頑張っている後輩達を少しでも見守ってもらいたい、そんな思いを込め制作されたのがこの応援幕でした。彼はジムの守り神でもあるのです。




 そしてその伊礼君の歓喜のポーズをかたどったブロンズ像を、彫刻家でもある中屋廣隆会長が制作し、2006年の春から全日本新人王となった八王子中屋拳士達に、そこからの更なる成長を願い送る『伊礼杯』として授与してきました。

 2006年、第1代受賞者 荒川仁人選手

 2007年、第2代受賞者 淵上誠選手

 それぞれの年で全日本新人王となり『伊礼杯』を受賞した彼等は今、日本で各自の階級で1位となり、王者まで後一歩と迫る程のボクサーとなりました。

 そして、去年の全日本新人王決定戦でスーパー・フライ級にて優勝した、野崎雅光選手が第3代目となる『伊礼杯』を受賞します。



 野崎は伊礼君が八王子中屋で汗を流していた頃のことを知る、今のジムでは数少ない選手の一人です。当時彼はまだ小学生でした。それでも、そのひたむきな姿を見て幼いながらに彼の”秘めたる闘志”を直に感じた選手なのです。
 その彼がこのようにして『伊礼杯』を受け取るようになるまで成長したことが、ジムとしてはとてもうれしく、きっと伊礼君にも喜んでくれ、更なる成長を願ってくれているだろうと感じています。

 5月12日、野崎は『斎田一門会』のメインイベンターとしてリングに立ちます。その際、この『伊礼杯』の授賞式も予定しております。そしてそのアンアーカードには、新人王予選として出場する林和希選手も試合を行います。
 当日、彼等は必ず闘志あふれる勇猛果敢な姿を見せてくれることでしょう。そう、いつもそうであった伊礼君のように。



 秘めたる闘志 頑張れ!八王子中屋拳士
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