Admin*Write*Comment
八王子中屋BOX
[55]  [56]  [57]  [58]  [59]  [60]  [61
4月26日(月)ホープフルファイト VOL.6〈後楽園ホール〉

◎71.6kg 8回戦

淵上 誠(東洋太平洋ミドル級5位/日本同級1位/八王子中屋/18戦12勝4KO6敗)
vs
岳たかはし(東洋太平洋ミドル級9位/日本同級2位/川崎新田/16戦11勝6KO4敗1分)

 結果…判定勝ち3−0(76-75,77-75,77-75)

100426_a

皆さん、応援ありがとうございました!

 淵上誠選手が岳たかはし選手を判定で破り、約1年前の日本タイトル戦の雪辱を果たすべく、3度目の挑戦を確実なものにしました!

 サウスポー同士の対戦となったこの試合、初回から互いに手をよく手を出してペースを奪い合う中、試合が早くも大きく動いたのは2回でした。ゴングが鳴ったと同時に近距離の中、右フックからの返しの左フックで岳選手にダウンを奪われます。その後、追撃に来る岳選手をなんとか捌きこの回を終わらせました。

 続く3回、淵上選手は試合を立て直す為、ジャブで先制します。しかし、そのジャブに対し、岳選手も同じサウスポースタイルから左を合わせてくれば、更に淵上選手はジャブのフェイントから右フックをクリーンヒットさせ、パンチの的確さ、手数で試合を進める淵上選手と、スピード、運動量で対抗する岳選手、両者共に攻撃的に試合を展開させていきました。

 そして中盤、淵上選手はジャブを上下に散らし、次第に試合のリズムを掴んでいきす。手数をよく出す故に相手のパンチを被弾することもありましたが、序盤から狙い続けてきたボディ打ちにより、動きが鈍くなり始めた岳選手の顔面を、刺すようなジャブで連続ヒットさせ、続く左ストレート更にボディへとつなぎ流れを自分のものにします。

 後半に入ると岳選手は足を使ってリングを回り始めました。しかし淵上選手は動く足をボディで止め、打って出てくればカウンター、そして追撃と更に攻撃的に前に出ます。

 そして最終8回、淵上選手は3分間の中で常にパンチを放ち続け、岳選手をのけぞらせるなどしダウン寸前に持ち込む中、試合は終了しました。
 そして76-75が一者、77-75が二者の3-0の判定により、日本タイトル前哨戦を見事クリアしました。

 先月、チャーリー太田選手が東洋太平洋と日本のベルトを獲得し、先週は荒川仁人選手が日本タイトルと世界ランクを手にしました。
 常に切磋琢磨していた仲間達がタイトルを獲得したことは、淵上選手にとって何よりもうれしく、しかしまた悔しくもあったのかもしれません。彼自身、やり切りながらも獲得できなかったタイトル(■■■年間最高試合;淵上誠VS鈴木哲也(進光)『日本ミドル級タイトルマッチ』■■■)に思いを浮かべていたのではなのでしょうか。

 ”倒したい”
 あの日のタイトルマッチ以来、彼は試合の中で常にそう意識するようになりました。  

昨夜、彼は前に出続けました。攻撃的であるからこそ守りのリスクを伴い、いつも以上に被弾を受けたシーンも多かったのかもしれません。

しかし、それは全て次に迎えるタイトル戦の為、挑戦者としての姿勢を見せる為だったのです。

この苦しくもあった前哨戦の経験で彼は更なる成長を見せてくれるでしょう。

いよいよ年内、淵上誠がもう一度タイトルの舞台に立ちます。

皆さん今一度、彼の挑戦への応援よろしくお願いいたします!

100426_b

淵上選手から、応援して下さった皆様へ

「今日もたくさんの力強い応援ありがとうございました(^^)
タイトル前哨戦という大事な試合で2ラウンドみんなをドキッとさせてしまいました。
すいません(^_^;)
でもみなさんの応援のおかげで勝つことができました!
ありがとうございます!
この試合で反省点もみつかりましたので、それをまた練習でいかし強くなって、こんどこそチャンピオンになれるようにがんばっていきます!!
これからもみなさんの力強い応援よろしくお願いします(^^)」



動画をUPしました。


2010.4.26 淵上誠の試合1(携帯用)


2010.4.26 淵上誠の試合2(携帯用)



写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の4枚以外の写真もUPされています。)


100426kondou1

100426kondou2

100426kondou3

100426kondou4



写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の4枚以外の写真もUPされています。)

100426watanabe1

100426watanabe2

100426watanabe3

100426watanabe4


東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
 
1004134森試合1


4月13日(火)第90回ダイナマイトパンチ〈後楽園ホール〉
◎バンタム級4回戦

森 道晴(八王子中屋/7戦2勝2KO5敗)
vs
大和田 寿(厚木平野/3戦1勝2敗)
 結果…4R1分46秒TKO勝ち


 森君がまたもやってくれました!

 今回の森君は序盤から全開!ジャブを前に置いて左右フックでボディを叩き、ペースを掴むと右アッパー、右ストレートでリズムも掴みます。
 続く2回も上に下に小刻みよく打ち分け手数で圧倒。相手の大和田選手をロープに背負わせる場面が多くなりました。
 3回には角度をつけた右フックを痛打し、積極的に出てきた相手を沈黙させます。
 そして迎えた最終4回、もう前に出るしかない大和田選手はパンチをまとめてきます。しかしここでも森君は冷静に対処し、逆に右フックをまたも痛打、相手の腰を落とさせます。
 そこから右ストレートで相手をのけぞらせてところで、レフェリーが間に入りストップ、森君の2戦連続TKO勝利となりました!

 いつもはスロースターターな森君でしたが、この日は違いました。積極的かつ的確にダメージを与えていき、それでも心折れぬ相手を更に手数で圧倒していきました。その戦績以上の戦いぶりに、周囲からも驚きの声が聞こえてきました。
 以前までの彼は自分の実力をリングの上で示せずにいましたが、去年の11月、そしてこの日の試合と、連続してのTKO勝利を収めたことで大きな自信となったのではないでしょうか。

 これでB級昇格まで後1勝、次回も更なる実力を見せてくれるでしょう!

1004134森試合2

森選手から、応援して下さった皆様へ

「応援本当にありがとうございましたm(_ _)m

未熟なところがいっぱいな自分ですが、色々な方に勇気づけられて勝つことができ、本当に感謝ですm(_ _)m

今回の試合では自分の課題もはっきりと感じるところがありました(>_<)
もっともっと強くなれるよう頑張ります!

どうもありがとうございました!!」





写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の3枚意外の写真もUPされています。)




写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の3枚意外の写真もUPされています。)

 
1004134森試合


本日後楽園ホールで行われた「第90回ダイナマイトパンチ」に森道晴選手が出場。
見事4RTKO勝ちを収めました!

試合の様子は明日こちらにUPする予定ですので、しばらくお待ちください。
 
 3月25日(木) チャレンジスピリットシリーズ 第31回/東洋&日本Sウェルター級タイトルマッチ〈後楽園ホール〉

■S・ウェルター級 12R

柴田明雄(WBC世界同級35位/東洋太平洋・日本同級チャンピオン/ワタナベ/19戦13勝7KO5敗)
 vs
チャーリー太田(東洋太平洋同級4位・日本同級1位/八王子中屋/14戦12勝9KO1敗1分)
 結果…8RTKO勝ち

 
 チャーリー太田、初のタイトルマッチで逆転TKO勝利、2冠新王者に!




 試合前日の計量が終わった時、チャーリー太田選手は言いました、

「明日…ヤバイよ。(笑)ヤバイ、、」

 本当にヤバかった(笑)。そっちの意味かい!

 初回、固さの見えるチャーリーに対して王者の柴田選手はスピードあるジャブ、それを支えるフットワークでリングを駆け回りました。

 そんな王者を追うようにしてジャブを放つチャーリー、しかしそれを待っていたとばかりに柴田選手は右のカウンターを合わせてきました。そしてオープニングヒットも奪うと、王者はそのままペースを握っていきました。

 4回が終了し、その間のインターバルに東洋太平洋のオープンスコアリングシステムのルールによりそこまでの採点がアナウンスされました。

 3者共に39−37、王者・柴田選手のリード

 挑戦者として、確実に奪いにいかなければならなかった序盤のポイントをリードされたことで、チャーリーはプレッシャーを更にかけていきました。

 手数が少ないながらも、重厚なプレッシャーで柴田選手に近づきボディを狙おうとしたチャーリー、しかし柴田選手は距離を保ち続けます。彼が近づけばさらに離れ、ロープやコーナーに詰まれば身体を預けるなどして、その後パンチを的確に当て王者は挑戦者を捌き続けました。
 
 しかし、試合が折り返した7回、チャーリーが猛然と柴田選手を襲いました。荒々しいアタックで攻撃のギアを上げ、動きが鈍り始めた柴田選手を追いつめ打ち合いに持っていく事に成功し始めます。

 そして続く8回、試合の展開が劇的に変わりました。

 今まで、保たれ続けていた距離をチャーリーのプレッシャーが打ち破ったのです。柴田選手は今までの回で蓄積されて来た疲れが表面に現れてきたように、チャーリーが距離を詰めると足を使う事が出来なくなっていました。そうしてチャーリーは乱打戦に試合を持ち込んだのです。

 左から、右、そしてまた左と一発、一発が爆発物のようなフックを打ち抜き続ける中、とうとう右を爆発させました。

 柴田選手の顔面を痛烈に捉えると、よろけるようにして後退し、さらにもう一発の右を打ち抜くと、柴田選手は身体を支える事が出来ずマットに崩れました。

 ダメージが明らかな、それでも王者として立ち上がって来た柴田選手に、挑戦者としてチャーリーは襲いかかりました。

 そのとき、足を失った王者は打ち合いを選択。

 チャーリーはこの時を待っていました。

 長いラウンドの間、ポイントとペースを奪われ続け、しかしプレッシャーをかけ続けたこの試合において、彼がポイントにしていた我慢比べに勝った瞬間だったのです。

 その後は被弾をするも圧倒的なパワーと、冷静なタイミングでパンチを痛打し続け、ロープに貼付けられている王者をレフェリーが抱きかかえました。

 ホールが大歓声の中、チャーリー太田は逆転で新王者になりました。


 6年のボクシングキャリアを駆け上がるようにしてここまでやって来たチャーリーは、確かにアフリカンアメリカンが持つ身体的なアドバンテージにおいて、日本人と比べ恵まれたものがあるかもしれません。

 しかし、彼は日本人と比べそのアドバンテージ以上の厳しさの中、この国で生活してきました。

 日本人が当たり前のようにして生活出来るこの国で、チャーリーは外国人として、そしてボクサーとして生活してきたのです。 

 その生き方がどれほど厳しいものであるか、日本に住む外国の方々、日本でボクサーとして生きている選手達、そんな同じ環境にいるものならば彼のここまでの苦労も感じる事ができるのではないでしょうか。

 驚くようなスピードで成長してきたチャーリーのボクシング、それを支えていたものは、彼の身体的なもの以上にこの環境で著しく生き続けているその精神だったのだと思います。

 チャーリー・チャンプ(チャンプ・チャーリー?)、おめでとう!本当におめでとう!



試合後のチャーリー太田選手のコメント

「とても難しい試合でした。
良い経験になりました。柴田さんは僕のしたい事をさせてくれず、とてもいい試合をしてました。
みんな楽しんでくれていたようで、嬉しいです。
今はどうしたらスキルアップできるか考えてます。
みなさん、応援してくれて、サポートしてくれて、ありがとうございます。」


動画をUPしました。


2010.3.25 チャーリー太田(携帯用)



写真提供:こんどうさんの写真館「チャーリー太田 東洋・日本タイトル挑戦」
↓他にも沢山の写真がUPされています。
(携帯で見られない方は、写真の枠の中をクリックすると見られます。)




写真提供:渡邊 文幸
渡邊文幸PhotoGallery(他の写真もUPされています。)


100325_1

100325_2

100325_3

100325_4

100325_5

100325_6

100325_7

100325_8

100325_9

100325_10

東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)



*新チャンプ・チャーリー太田選手がトレーニングをする八王子中屋ジムの練習風景


八王子中屋ボクシングジムの練習風景1(携帯用)
八王子中屋ボクシングジムの練習風景2(携帯用)
3月11日(木)第44回三迫ボクシングジム一門会〈後楽園ホール〉

S・ライト級 4回戦

林 和希 vs 上野雄大(ウィン三迫)

林の3RTKO勝利


 殴りに殴った3ラウンド!謝りまくった試合の後。


 ”暴れん坊将軍”林和希選手の第3戦は殴り、殴られ、殴り返しての大熱戦となりました。

 初回、デビュー以来の2連続KO勝利の勢いそのまま飛び出した林君。空を切る渾身の左右のフックに観客は早くもどよめきました。ハンドスピードも絶好調、調子の良さを伺わせ、この日も初回KOの可能性を感じさせるスタートでした。

 しかし、なんと最初にダウンを奪われたのは林君の方。左フックをもろに受け、かがむようにしてその場に落ちると、彼の姿にダメージが、特に精神的なダメージが見えました。

 しかし、そんな真価の問われるようなピンチを迎える中、彼の選択は更に前へと出る事でした。高速横回転のモーターのように左右のフックで上野選手を殴り続けることで自分のペースを取り戻していったのです。

 続く2回はサイドに動いてパンチをまとめる上野選手に対し、フックに今度はアッパーを織り交ぜ、ボディブローも効かせてリズムを取り戻すと、3回、更に回転力を上げた林君の強打が相手をとうとう捕らえました。
 
 ラウンド中盤、左、右、左、左、そして右と最後は相手の顔面を痛烈にとらえ、ノーカウントのTKO勝利、一階級の重みを感じる試合内容でもありました。

 試合後、相手に対し礼を欠いた行動を見せたことに対し、殴った後はそれ以上に謝罪と感謝の気持ちを述べた林君。ただの暴れ馬ではないことを皆さんにはご理解いただきたいと思います。

 そして、これにて正式に林君は新人王戦へと臨みます。トーナメント1回戦は5月12日、更なる成長も見せてくれるであろう”暴れん坊将軍”林和希に更にご注目ください!


林選手から応援して下さった皆様へ
「まず試合直後の相手に対する敬意の足りなさを謝らして下さい。
申し訳ありませんでした。

ご声援ありがとうございました!
今回は声援なくして勝つことは無理だったと本気で思います!
僕以上に緊張して、興奮して試合を見てくれる方がいて感激です!
これに懲りずに応援よろしくお願いします!」


写真提供:渡邊文幸

2010311林試合1

2010311林試合2

2010311林試合3

2010311林試合4

2010311林試合5

2010311林試合6



写真提供:こんどうさんの写真館「林和希 ~三迫一門会」
↓他にも沢山の写真がUPされています。
携帯で見られない方は、写真の枠の中をクリックすると見られます。)

0098

0202

0243

0345

0348


林和希公式ブログ

  • ABOUT
八王子中屋ジム情報満載のブログです!
  • LINK
フェイスブック
ツィッター



一般会員HP

プロHP

Dailyハチナカ

後援会

  • カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
  • 最新コメント
[09/03 もーと]
[07/18 NONAME]
[04/18 NONAME]
[04/03 もーと]
[02/06 もーと]
[12/31 横濱の尚]
[11/13 もーと]
[10/30 もーと]
[10/22 原西]
[10/14 観戦者]
  • バーコード
  • プロフィール
■管理人:
八王子中屋ジム広報担当
■掲載した記事・画像・映像を無断で複製・転載・販売することは固くお断り致します。

  • ブログ内検索
  • アクセス解析
Copyright © 八王子中屋BOX All Rights Reserved.*Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics*material by 工房たま素材館*Template by Kaie