今度の佐々木尽vs湯場海樹戦では、尽の日本ユース・スーパーライト級タイトルの初防衛戦に加え、WBC世界ユース同級タイトルの決定戦も持って来れないか、渦中のJBC(日本ボクシングコミッション)と協議をしておりました。
一階級下のライト級ユース王者の湯場選手を、チャンピオンvsチャンピオンの形で迎え入れ、”ユース世代No1ホープ決定戦”としたい思いがありました。
5月は間に合わなかったのですが、7月の試合で改めてオーダーしていた感じです。
(八王子中屋ジムで最初にWBCユースタイトルを獲得したのは小天狗・野崎雅光、メキシコのカネロ・プロモーションとも契約をしたことのあるホープでした。目の怪我で引退したのが今も悔やまれます。)
今のWBCユースの保持者を確認すると直近の試合で敗れており、年齢も24歳を超えたこともあり(ユース王座の保持は23歳まで、24歳でも1度だけ防衛戦が許され、防衛後は即返上となる。)空位になっているはずです、と情報を整えてからお願いしていました。
しかし、WBCからの回答は、
「We do not have any titles available in the Super Lightweight 140# division. We do have the Lightweight and Welterweight WBC Youth Silver titles available 」
とのこと、
要するに現在WBCユースで空きがあるのはライト級とのこと、どこかのプロモーターが試合を決めたんですね。
二人ともライト級に下げてもらおうかなw
WBCのユースタイトルは中々の人気タイトルで、各国のプロモーターが自分の所の若手ホープに取らせる傾向があります。
あらゆるタイトルの存在、
それは今、一番強い選手を証明する為というより、箔をつける為という意味合いの方が大きく感じられます。
むしろ何のタイトルを持っているかということより、誰と戦ってきたのか、の方が重要になっています。
今回の佐々木尽vs湯場海樹戦は、二人にとっての”誰と試合をしたのか"が、
残るような試合となってくれたらと思います。
承認料など、余計なお金がかかっても華を添えたいと、プロモーターにも思わせてくれる日本ユース・スーパーライト級タイトルマッチ、どうぞご期待くださいw
来週頭にチケット予約、今月半ばに販売開始の予定です。
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