いよいよ興行本番です。
少しの仮眠をとって会場に向かおうと思います。
以下は当日のパンフレットに書かせていただいたご挨拶、になります。
みなさま、どうぞ、お楽しみに。
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この度は7月9日エスフォルタアリーナ八王子で行われる八王子中屋ジム主催プロボクシング興行『第44回 ファイティング・スピリット・シリーズ』 に足を運んで頂き、誠にありがとうございます。
プロモーターを務める中屋一生と申します。
昨年7月17日、八王子市富士森体育館で行われた前回の興行から1年、今年も再び様々な方々のご協力により実現することが出来ました。
『神興行』
誰ともなくそう呼ばれた昨年。
試合直前に緊急事態宣言が発令され、開催が危ぶまれる苦しい期間を乗り越えると、そこには様々な選手達のドラマが待っていました。
リングアウト、大逆転、ワンパンチ、あらゆる形のKOが生み出され、惜しみない沢山の拍手が会場に溢れました。
大きな期待のかかったメイン、佐々木尽vs湯場
海樹の日本ユースタイトル戦では、ここまでのドラマを集約させるような試合が展開。
2度ダウンを喫しながらも大逆転となるワンパンチKO勝利で、尽が激動の1日を締めくくりました。
その後、尽が若さと勢いに乗って挑んだ10月、日本&アジア2冠王座決定戦。
ここで彼はまさかの体重超過。変速で行われたタイトルマッチでは世界ランカーの平岡アンディ選手に11回TKOで初敗北。
駆け上がっていた高みから、奈落に落ちる大きな挫折を味わいました。ど、ど、ドラマ、、
しかしその後、半年のライセンス停止処分が解けると、尽は今年4月にTKO勝利で再起。
再び上を目指す為1年ぶりとなる地元八王子のリングで再びメインを張ることになりました。
「佐々木尽君の試合だったら配信したいです」
多くの格闘技イベントを配信する『ABEMA』の格闘chプロデューサー、北野さんに5月のボクシング興行後、ダメ元でこの日の配信企画を出ししてみた際、即座にそう答えて頂きました。
驚きもありましたが、同時に尽にはその価値がある、自分達の方向性は間違えていなかった。そう思えた瞬間でもありました。
或いは、その尽の相手が3戦全勝全KO勝利で全日本新人王MVPに輝いた関根幸太郎選手の存在もあったのではないかとも、
二人は過去にスパーリングの経験があります。
当時は尽がボクシングを本格的に始めた高校生、関根選手は八王子の拓殖大でアマキャリアを積んでいた選手。尽の関根選手との記憶は「初めてスパーでボコボコにされた」ということ。
しかし時は経ち、プロでは実績で尽が上回り、一時はこの対戦が危険とみなされ承認が降りない事態となりました。
それでもその後に話し合い、B級テスト合格を経て正式に二人の対戦が決定。
関根選手はこの試合に絶対的な自信を見せています。
尽も自信しかありません。ABEMAの生配信決定が間違いでなかったと二人が証明してくれるはずです。
そして個人的に嬉しいのが、昨年3度のダウンを序盤に奪うも大逆転のTKO負けで敗れた谷口彪賀が、日本ユースタイトル決定戦でこの舞台に帰ってくること。
相手の福田星河選手もユース戦に敗れた直後の再挑戦、共に過去の負けから這い上がっていくための一戦です。
そこに負けられないタイトルという理由が加わり、セミファイナルに相応しいユース世代の勝負を見せてくれると思います。
本日は全11試合の長丁場、13時のスタートでは全選手がステージ、花道、そしてリングの上に立ち並びます。
舞台は用意させてもらいました。
注目の試合だけではなく、ここに書ききれなかった全選手達の活躍を期待して、観客の皆様に楽しんでいただけたらと思います。
本日はありがとうございました。
八王子中屋ボクシングジム プロモーター
中屋一生
少しの仮眠をとって会場に向かおうと思います。
以下は当日のパンフレットに書かせていただいたご挨拶、になります。
みなさま、どうぞ、お楽しみに。
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この度は7月9日エスフォルタアリーナ八王子で行われる八王子中屋ジム主催プロボクシング興行『第44回 ファイティング・スピリット・シリーズ』 に足を運んで頂き、誠にありがとうございます。
プロモーターを務める中屋一生と申します。
昨年7月17日、八王子市富士森体育館で行われた前回の興行から1年、今年も再び様々な方々のご協力により実現することが出来ました。
『神興行』
誰ともなくそう呼ばれた昨年。
試合直前に緊急事態宣言が発令され、開催が危ぶまれる苦しい期間を乗り越えると、そこには様々な選手達のドラマが待っていました。
リングアウト、大逆転、ワンパンチ、あらゆる形のKOが生み出され、惜しみない沢山の拍手が会場に溢れました。
大きな期待のかかったメイン、佐々木尽vs湯場
海樹の日本ユースタイトル戦では、ここまでのドラマを集約させるような試合が展開。
2度ダウンを喫しながらも大逆転となるワンパンチKO勝利で、尽が激動の1日を締めくくりました。
その後、尽が若さと勢いに乗って挑んだ10月、日本&アジア2冠王座決定戦。
ここで彼はまさかの体重超過。変速で行われたタイトルマッチでは世界ランカーの平岡アンディ選手に11回TKOで初敗北。
駆け上がっていた高みから、奈落に落ちる大きな挫折を味わいました。ど、ど、ドラマ、、
しかしその後、半年のライセンス停止処分が解けると、尽は今年4月にTKO勝利で再起。
再び上を目指す為1年ぶりとなる地元八王子のリングで再びメインを張ることになりました。
「佐々木尽君の試合だったら配信したいです」
多くの格闘技イベントを配信する『ABEMA』の格闘chプロデューサー、北野さんに5月のボクシング興行後、ダメ元でこの日の配信企画を出ししてみた際、即座にそう答えて頂きました。
驚きもありましたが、同時に尽にはその価値がある、自分達の方向性は間違えていなかった。そう思えた瞬間でもありました。
或いは、その尽の相手が3戦全勝全KO勝利で全日本新人王MVPに輝いた関根幸太郎選手の存在もあったのではないかとも、
二人は過去にスパーリングの経験があります。
当時は尽がボクシングを本格的に始めた高校生、関根選手は八王子の拓殖大でアマキャリアを積んでいた選手。尽の関根選手との記憶は「初めてスパーでボコボコにされた」ということ。
しかし時は経ち、プロでは実績で尽が上回り、一時はこの対戦が危険とみなされ承認が降りない事態となりました。
それでもその後に話し合い、B級テスト合格を経て正式に二人の対戦が決定。
関根選手はこの試合に絶対的な自信を見せています。
尽も自信しかありません。ABEMAの生配信決定が間違いでなかったと二人が証明してくれるはずです。
そして個人的に嬉しいのが、昨年3度のダウンを序盤に奪うも大逆転のTKO負けで敗れた谷口彪賀が、日本ユースタイトル決定戦でこの舞台に帰ってくること。
相手の福田星河選手もユース戦に敗れた直後の再挑戦、共に過去の負けから這い上がっていくための一戦です。
そこに負けられないタイトルという理由が加わり、セミファイナルに相応しいユース世代の勝負を見せてくれると思います。
本日は全11試合の長丁場、13時のスタートでは全選手がステージ、花道、そしてリングの上に立ち並びます。
舞台は用意させてもらいました。
注目の試合だけではなく、ここに書ききれなかった全選手達の活躍を期待して、観客の皆様に楽しんでいただけたらと思います。
本日はありがとうございました。
八王子中屋ボクシングジム プロモーター
中屋一生
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