■ 4月5日(火)「DANGAN31」
【フェザー級 4回戦】
芋生 敏幸(八王子中屋/デビュー)
vs
高林良幸(RK/デビュー)
結果…判定勝ち2-0(38-38,39-38,39-38)

沢山の大きな声援に応えた芋生敏幸のデビュー戦
皆さん沢山の声援有り難うございました!
芋生敏幸のデビュー戦は打ちつ、打たれつ、また打ち返す大打撃戦となり、そんな中で4回を全て戦いきっての判定勝利となりました。
試合一週間前に故障をした事で、最後に思うような練習が出来なかったと語っていた芋生でしたが、緊張とデビュー戦への期待の入り交じった良い表情を見せていました。
相手の高林良幸選手も同じデビュー戦にしてサウスポー。
その第1ラウンド、芋生は自分から前に出てすぐに左ストレートを相手の顔面に好打すると、立て続けに大きなパンチを出して攻撃的に出て行きました。それに対し相手の高林選手も足で距離をとりつつジャブ、鋭いストレート、アッパーカットで対抗、強烈なパンチの交換で会場を早くも湧かせ始めました。
続く2回も芋生はジャブからドンドンと前へと出て行きパンチを上下、4連打とハイペースで攻めていきました。そうして距離をとっていた相手を次第に乱打戦へと持ち込んでいくと、相手は続く3回に大きな体を活かして押し込んで来ました。芋生はその押し合いに下がりはするも確実にクリーンヒットを奪って最終回に持ち込んでいきました。
最後は互いにパンチを止む事なく打ち続けて試合終了のゴング。芋生は打ち続ける中でもセコンドの指示をしっかりと聞き、デビュー戦とは思えない程の展開のある打撃戦を見せ、判定でも2−0で勝利を勝ち取りました。
この日、芋生のデビュー戦には多くのジムメイト、彼の仲間が、中には遠くは京都から観戦に来てくれていたというように、沢山の大きな声援の中でそれに答えるような試合を見せてくれました。
今の不安定な日本の状況下で、人を集めるのも大変な中、芋生は自分の試合に沢山の仲間を呼べた事は今後、彼の力にも必ずなっていくと思います。プロとして自分の試合を観たいと思ってくれる人間をつくる事、それも上を目指すには大切な条件です。彼にはこれから仲間と一緒にキャリアを積んでいくようにして更なる成長を目指してほしいと思います。
皆さん熱のこもった応援誠に有り難うございました!これからもどうかよろしくお願い致します!
■ 芋生選手から応援して下さった皆様へ
「皆さん。本当に応援ありがとうございました。勝利よりも皆が応援してくれたこと、喜んでくれたことが本当に嬉しいです。
涙まで流して喜んでくれる友人もいたので、それを見るとそんなに嬉しかったんだ。勝ててよかった。ボクシングって素晴らしいものなんだなと思いました。
ジムの仲間の声援も本当心強かったです。
自分一人じゃあそこまでやれてませんでした。
応援してくれた皆さん本当にありがとう!」
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の6枚以外の写真もUPされています。)
◎芋生敏幸情報ブログ
◎試合組合せ表(日本ボクシングコミッションHPより)
【フェザー級 4回戦】
芋生 敏幸(八王子中屋/デビュー)
vs
高林良幸(RK/デビュー)
結果…判定勝ち2-0(38-38,39-38,39-38)
沢山の大きな声援に応えた芋生敏幸のデビュー戦
皆さん沢山の声援有り難うございました!
芋生敏幸のデビュー戦は打ちつ、打たれつ、また打ち返す大打撃戦となり、そんな中で4回を全て戦いきっての判定勝利となりました。
試合一週間前に故障をした事で、最後に思うような練習が出来なかったと語っていた芋生でしたが、緊張とデビュー戦への期待の入り交じった良い表情を見せていました。
相手の高林良幸選手も同じデビュー戦にしてサウスポー。
その第1ラウンド、芋生は自分から前に出てすぐに左ストレートを相手の顔面に好打すると、立て続けに大きなパンチを出して攻撃的に出て行きました。それに対し相手の高林選手も足で距離をとりつつジャブ、鋭いストレート、アッパーカットで対抗、強烈なパンチの交換で会場を早くも湧かせ始めました。
続く2回も芋生はジャブからドンドンと前へと出て行きパンチを上下、4連打とハイペースで攻めていきました。そうして距離をとっていた相手を次第に乱打戦へと持ち込んでいくと、相手は続く3回に大きな体を活かして押し込んで来ました。芋生はその押し合いに下がりはするも確実にクリーンヒットを奪って最終回に持ち込んでいきました。
最後は互いにパンチを止む事なく打ち続けて試合終了のゴング。芋生は打ち続ける中でもセコンドの指示をしっかりと聞き、デビュー戦とは思えない程の展開のある打撃戦を見せ、判定でも2−0で勝利を勝ち取りました。
この日、芋生のデビュー戦には多くのジムメイト、彼の仲間が、中には遠くは京都から観戦に来てくれていたというように、沢山の大きな声援の中でそれに答えるような試合を見せてくれました。
今の不安定な日本の状況下で、人を集めるのも大変な中、芋生は自分の試合に沢山の仲間を呼べた事は今後、彼の力にも必ずなっていくと思います。プロとして自分の試合を観たいと思ってくれる人間をつくる事、それも上を目指すには大切な条件です。彼にはこれから仲間と一緒にキャリアを積んでいくようにして更なる成長を目指してほしいと思います。
皆さん熱のこもった応援誠に有り難うございました!これからもどうかよろしくお願い致します!
■ 芋生選手から応援して下さった皆様へ
「皆さん。本当に応援ありがとうございました。勝利よりも皆が応援してくれたこと、喜んでくれたことが本当に嬉しいです。
涙まで流して喜んでくれる友人もいたので、それを見るとそんなに嬉しかったんだ。勝ててよかった。ボクシングって素晴らしいものなんだなと思いました。
ジムの仲間の声援も本当心強かったです。
自分一人じゃあそこまでやれてませんでした。
応援してくれた皆さん本当にありがとう!」
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の6枚以外の写真もUPされています。)
◎芋生敏幸情報ブログ
◎試合組合せ表(日本ボクシングコミッションHPより)
■ 4月4日(月)「スーパースピリットファイティング VOL.5」
【66kg 4回戦】
野﨑祐一郎(八王子中屋/5戦3勝2KO2敗)
vs
宮本健太郎(渡嘉敷/4戦2勝2KO2敗)
結果…判定負け3-0(39-38,39-38,39-37)

届かなかった追い上げ、野崎祐一郎の復帰戦
東日本大地震が起きて以来、八王子中屋ジムにとってのプロ公式戦。そして階級を上げ復帰を決めた野崎祐一朗の試合は、前半にとられたペースを後半に追い上げるも、後少し届かず、3−0の判定負けとなりました。
去年、新人王獲得を目指して約4年ぶりに復帰を決めた野崎でしたが、去年は優勝候補のスラッガー、宮崎辰也選手相手に逆転のTKO負け。それから数ヶ月、少し長い休みをとった後、野崎の決断は勝ち上がるに従い試合間隔が短くなるトーナメントに再び出場するのではなく、家族と共に果たした復帰だからこそ、自分のペースで試合を行ない上を目指す、というものでした。
そんなジムにとっても、野崎にとっても大切なこの試合、しかし前半は相手のペースとなりました。サウスポーの宮本健太郎選手の左ストレートボディ、野崎の右に合わせたカウンターに対してうまく対応出来ませんでした。
しかし後半の3回から、何とか距離を潰しにいく事で活路を見出した野崎は、最終4回に互いにパンチを打ち合う打撃戦に巻き込んでいきました。相手の方が前半をとばしていた為、スタミナが切れていた一方、野崎は怒涛の連打を浴びせて逆転に近づいていきました。
そんな追い上げの中、試合の終了のゴング。判定は前半をとっていた宮本選手に軍配が上がりました。
この試合の判定が下される前、野崎は出された椅子に座りませんでした。
それは後少しで逆転に近づけた事への悔しさ、まだ出し切っていなかったという現れだったのかもしれません。後少し、自分を奮い立たせる事が出来たなら、結果は変わっていたのかもしれません。
しかし、もし出し切れなかったが故に立っていたのだとすれば、それは必ず次ぎに繋がる原動力になるはずです。
今回の試合は震災以来、未だ予断の許されぬ状況の中で、それでもプロとしての試合を見せ手くれた野崎、相手の宮本選手に対し、会場からは溢れるばかりの拍手と歓声が起こっていました。野崎にとってはそれは、結果に結びつける事が出来なかった事もあり、悔しくもあったのかもしれません。
だからこそ、次の試合では今回以上の内容と、何より結果を出してほしいと思います。
野崎の負けは一人の負けではなく、ジムの負けでもあり、その悔しさも共に感じているものです。必ず野崎は、ジムは再び共に力強く立ち上がりますので、どうかその時まで今一度応援よろしくお願い致します!
大変なときではありましたが、皆さん、本当に有り難うございました!
■ 野崎選手から応援して下さった皆様へ
「応援ありがとうございました。
結果を残せなかったのは、ボクシングに対する自分の甘さだと思いました。
もう一度、1から自分に厳しくやっていこうと思います。
こんな俺ですが、応援よろしくお願いします。」
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の5枚以外の写真もUPされています。)
◎野崎祐一郎情報ブログ
◎試合組合せ表(日本ボクシングコミッションHPより)
【66kg 4回戦】
野﨑祐一郎(八王子中屋/5戦3勝2KO2敗)
vs
宮本健太郎(渡嘉敷/4戦2勝2KO2敗)
結果…判定負け3-0(39-38,39-38,39-37)
届かなかった追い上げ、野崎祐一郎の復帰戦
東日本大地震が起きて以来、八王子中屋ジムにとってのプロ公式戦。そして階級を上げ復帰を決めた野崎祐一朗の試合は、前半にとられたペースを後半に追い上げるも、後少し届かず、3−0の判定負けとなりました。
去年、新人王獲得を目指して約4年ぶりに復帰を決めた野崎でしたが、去年は優勝候補のスラッガー、宮崎辰也選手相手に逆転のTKO負け。それから数ヶ月、少し長い休みをとった後、野崎の決断は勝ち上がるに従い試合間隔が短くなるトーナメントに再び出場するのではなく、家族と共に果たした復帰だからこそ、自分のペースで試合を行ない上を目指す、というものでした。
そんなジムにとっても、野崎にとっても大切なこの試合、しかし前半は相手のペースとなりました。サウスポーの宮本健太郎選手の左ストレートボディ、野崎の右に合わせたカウンターに対してうまく対応出来ませんでした。
しかし後半の3回から、何とか距離を潰しにいく事で活路を見出した野崎は、最終4回に互いにパンチを打ち合う打撃戦に巻き込んでいきました。相手の方が前半をとばしていた為、スタミナが切れていた一方、野崎は怒涛の連打を浴びせて逆転に近づいていきました。
そんな追い上げの中、試合の終了のゴング。判定は前半をとっていた宮本選手に軍配が上がりました。
この試合の判定が下される前、野崎は出された椅子に座りませんでした。
それは後少しで逆転に近づけた事への悔しさ、まだ出し切っていなかったという現れだったのかもしれません。後少し、自分を奮い立たせる事が出来たなら、結果は変わっていたのかもしれません。
しかし、もし出し切れなかったが故に立っていたのだとすれば、それは必ず次ぎに繋がる原動力になるはずです。
今回の試合は震災以来、未だ予断の許されぬ状況の中で、それでもプロとしての試合を見せ手くれた野崎、相手の宮本選手に対し、会場からは溢れるばかりの拍手と歓声が起こっていました。野崎にとってはそれは、結果に結びつける事が出来なかった事もあり、悔しくもあったのかもしれません。
だからこそ、次の試合では今回以上の内容と、何より結果を出してほしいと思います。
野崎の負けは一人の負けではなく、ジムの負けでもあり、その悔しさも共に感じているものです。必ず野崎は、ジムは再び共に力強く立ち上がりますので、どうかその時まで今一度応援よろしくお願い致します!
大変なときではありましたが、皆さん、本当に有り難うございました!
■ 野崎選手から応援して下さった皆様へ
「応援ありがとうございました。
結果を残せなかったのは、ボクシングに対する自分の甘さだと思いました。
もう一度、1から自分に厳しくやっていこうと思います。
こんな俺ですが、応援よろしくお願いします。」
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の5枚以外の写真もUPされています。)
◎野崎祐一郎情報ブログ
◎試合組合せ表(日本ボクシングコミッションHPより)
2月23日(水)後楽園ホールで行われた「DANGAN29」に日本ライト級10位 丸山伸雄選手が出場、見事2RTKO勝ちを収めました。
【62kg契約 8回戦】
丸山伸雄(日本ライト級10位/八王子中屋/17戦12勝3KO4敗1分)
vs
森下 裕己(協栄/16戦10勝6KO5敗1分)
結果…2RTKO勝ち
【入場・試合】

日本ライト級10位 丸山伸雄 復帰2連続KO勝利
皆さん、有り難うございました!
2月23日、日本ライト級10位、丸山伸雄のランカーとなってから3戦目、元ランカーの森下裕紀選手相手に右の一発で2回TKO勝利となりました。
初回、良い立ち上がりを見せたのはランク復帰に燃える森下選手。右ストレートを上下と打ち分けて対サウスポーに有効な攻撃を仕掛けてきました。相手にパンチがある事を感じた丸山は、ボディ打ちから威嚇するような大きなフックを振っていきました。そしてコンパクトな右フックを何度もヒットさせ、ペースを握ります。
そして続く2回には左のボディ、フック、ストレートと追撃を加え、丸山はランカーになって以来随所に見せている、迫力ある攻撃で森下選手を後手に回らせていきます。そして更に攻撃的に前に出て、相手をコーナーに詰めると連打の中、右フックを痛打、よろけるようにしてダウンした森下選手を見てレフェリーがストップ。丸山のTKO勝利となりました。
最初こそ相手のパンチ力を警戒する場面もありましたが、ある程度相手の動きを見極めると積極的に前へと出た丸山は一気に勝負を決めました。早い回で勝負を決めた事はそのまま丸山と相手の実力差を示したと言う事なのかもしれません。
トップファイター、中森宏選手との大接戦での負けから復帰2連続KO勝利。去年、TKOでのランク獲得試合の前まで10勝のうち僅か1つのKO勝利だった丸山が、4戦で3つのKO勝利を積み重ねた事、いずれも倒した末のTKO勝利だった事が彼の成長をはっきりと現しています。
キャリア序盤ではKO勝利が多かったが、進むに連れて相手のレベルが上がり、倒す事が出来なくなるボクサーは数多くいます。しかし、A級となってから倒して勝てるようになる事はそうはありません。
反復練習の中で身体の使い方を学び、ようやく今、それが結果に結びつき始めたという事なのかもしれません。
丸山はこの日見せた実力と、更なるものを身につけて、これから強豪達との対戦に臨みます。更なる期待と共に、変わらぬ応援宜しくお願い致します!
【勝利後のコメント】
■ 丸山選手から応援して下さった皆様へ
「ジムの方も大学の仲間も職場の友人も、皆さん盛大な応援本当にありがとうございました。
さらに強くなり勝利で応えられるよう精一杯、努力します!ありがとうございました。
余談、今回の入場曲は向こうの手違いで武藤敬司ではなく蝶野正洋でした。
(第1回G1クライマックスを思い出しますね)」
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の6枚以外の写真もUPされています。
■ 写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の6枚以外の写真もUPされています。)
◎丸山伸雄インタビュー 【2011/2/23 vs森下裕己】
試合前のインタビュー記事です。
◎丸山伸雄情報ブログ
◎東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
【62kg契約 8回戦】
丸山伸雄(日本ライト級10位/八王子中屋/17戦12勝3KO4敗1分)
vs
森下 裕己(協栄/16戦10勝6KO5敗1分)
結果…2RTKO勝ち
【入場・試合】
日本ライト級10位 丸山伸雄 復帰2連続KO勝利
皆さん、有り難うございました!
2月23日、日本ライト級10位、丸山伸雄のランカーとなってから3戦目、元ランカーの森下裕紀選手相手に右の一発で2回TKO勝利となりました。
初回、良い立ち上がりを見せたのはランク復帰に燃える森下選手。右ストレートを上下と打ち分けて対サウスポーに有効な攻撃を仕掛けてきました。相手にパンチがある事を感じた丸山は、ボディ打ちから威嚇するような大きなフックを振っていきました。そしてコンパクトな右フックを何度もヒットさせ、ペースを握ります。
そして続く2回には左のボディ、フック、ストレートと追撃を加え、丸山はランカーになって以来随所に見せている、迫力ある攻撃で森下選手を後手に回らせていきます。そして更に攻撃的に前に出て、相手をコーナーに詰めると連打の中、右フックを痛打、よろけるようにしてダウンした森下選手を見てレフェリーがストップ。丸山のTKO勝利となりました。
最初こそ相手のパンチ力を警戒する場面もありましたが、ある程度相手の動きを見極めると積極的に前へと出た丸山は一気に勝負を決めました。早い回で勝負を決めた事はそのまま丸山と相手の実力差を示したと言う事なのかもしれません。
トップファイター、中森宏選手との大接戦での負けから復帰2連続KO勝利。去年、TKOでのランク獲得試合の前まで10勝のうち僅か1つのKO勝利だった丸山が、4戦で3つのKO勝利を積み重ねた事、いずれも倒した末のTKO勝利だった事が彼の成長をはっきりと現しています。
キャリア序盤ではKO勝利が多かったが、進むに連れて相手のレベルが上がり、倒す事が出来なくなるボクサーは数多くいます。しかし、A級となってから倒して勝てるようになる事はそうはありません。
反復練習の中で身体の使い方を学び、ようやく今、それが結果に結びつき始めたという事なのかもしれません。
丸山はこの日見せた実力と、更なるものを身につけて、これから強豪達との対戦に臨みます。更なる期待と共に、変わらぬ応援宜しくお願い致します!
【勝利後のコメント】
■ 丸山選手から応援して下さった皆様へ
「ジムの方も大学の仲間も職場の友人も、皆さん盛大な応援本当にありがとうございました。
さらに強くなり勝利で応えられるよう精一杯、努力します!ありがとうございました。
余談、今回の入場曲は向こうの手違いで武藤敬司ではなく蝶野正洋でした。
(第1回G1クライマックスを思い出しますね)」
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の6枚以外の写真もUPされています。
■ 写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の6枚以外の写真もUPされています。)
◎丸山伸雄インタビュー 【2011/2/23 vs森下裕己】
試合前のインタビュー記事です。
◎丸山伸雄情報ブログ
◎東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
【S・フライ級 8回戦】
野崎 雅光(日本S・フライ級6位/12戦10勝4KO2敗/八王子中屋)
vs
久保 幸平(12戦9勝5KO2敗1分/セレス)
結果…判定勝ち2-0
野崎雅光VS久保幸平 対応力を得る為に
2月14日、日本ミドル級タイトルマッチのセミセミで行なわれた日本スーパーフライ級6位の野崎雅光と3連続KO勝利中の久保幸平選手の8回戦は、前半に相手に奪われた試合のペースを、ボディ打ちで中盤、そこからのコンビネーションで後半に取り戻し2−0の判定で野崎が勝利を収めました。
2009年の9月に東日本新人王準決勝で対戦した二人。その時は野崎が辛くも、しかし明確に2−0での判定勝利で決勝へと駒を進めました。それ以来の両者の対戦は初戦以上に激しい試合展開となりました。
序盤、先にペースを掴んだのは久保選手。スピード溢れるパンチをボディに顔面へと散らしてきました。それに対し野崎はジャブを使って距離を探りながら右ストレートへと繋げます。それでも、独特のサウスポースタイルの間合いは野崎の距離感を鈍らせ、いつもの小刻み良い出入り、コンビネーションへと持ち込む事が出来ませんでした。
しかし、3回には野崎が右のカウンターを決めると、続く中盤からはボディ打ちから活路を見出し、更に上へのコンビネーションで次第に久保選手の運動量を削って自分のペースを掴みます。そして後半の7回には久保選手の膝を折る程の右カウンターを決め、その後は仕留める寸前の所まで持ち込み最終回へと試合は持ち込まれました。
「前回の試合に負けて以来、野崎の事だけを考えてボクシングをやっていた。」
久保選手は試合前のインタビューでそう答えたと聞きました。それはこの試合が正式に決まる前から野崎の耳にも入っていました。これはただのリベンジ戦ではなく、相手にとってはタイトルマッチにも似たモチベーションであるのだ、と感じさせました。しかしだからこそこの試合を中屋会長は組みました。野崎はその更に上を行かなければならなかったから、そんな相手を練習の中で超えるのではなく、試合の中で対応する姿を見せてほしい、そう会長は願ったのです。
当初、多くの関係者に危険な相手を選んだと言われたこの試合。しかしそれに向け、野崎は特別な準備をしませんでした。行なったのはサウスポー対策のセオリーのみ。
あるいは、もし負けてしまえば、それを言い訳にする事等到底出来ない程の惨めな敗戦となる危険があったと言えます。それでもあえて会長はこの試合はそのようにして迎える事を決めました。何故ならそれは練習では到底得難いであろう、試合中での対応力を更に身に付けてほしかったから。野崎にはこの試合で更に先に続く経験を、本番の中で、自分の力で身につけてほしかったからなのです。それがこの試合の狙いでした。
そんな最終回、両者が最後まで手を休める事なく攻め続けました。一時は追いつめていた野崎でしたが、そのとどめを刺す事が出来なかったのは久保選手のその決意の強さが、野崎のそれを上回ったからなのだと思います。
判定は2−0での勝利はありましたが、野崎にとっては勝利以上のとても大切な経験を積む事が出来ました。この経験を活かし、野崎はこれから特別なレベルへと向かいます。
そんな野崎の経験力を次の試合でも感じて、更なる応援を宜しくお願い致します!
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の6枚以外の写真もUPされています。
■ 写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の5枚以外の写真もUPされています。)
◎野崎雅光情報ブログ
【日本ミドル級タイトルマッチ 10回戦】
淵上 誠(日本ミドル級チャンピオン/東洋太平洋ミドル級1位/20戦14勝5KO6敗/八王子中屋)
vs
氏家福太郎(挑戦者 日本同級1位/東洋太平洋ミドル級4位/24戦16勝11KO7敗1分/新日本木村)
結果…8RTKO勝ち

淵上誠VS氏家福太郎 初防衛戦を超えられたモチベーション
2月14日、後楽園ホールで行なわれた日本ミドル級タイトルマッチは、王者の淵上誠が挑戦者同級1位の氏家福太郎選手を3回に左ストレートで倒し、その後はペースを握ったままで8回に左フックを当てた所でレフェリーがストップ、TKO勝利で初防衛に成功しました。
約2年ぶりの再戦でもあった二人の対戦、両者はこの日までそれぞれ王者となる為、自分にとっての必要なものを探し続けていました。
淵上は2年前の4月に破れた2度目の日本タイトル挑戦から3勝2KOと力強く復帰、去年の10月に敵地大阪にて3度目の日本王座に挑戦しました。1回から王者の鈴木哲也選手を圧倒、2回にはこの挑戦まで磨きをかけ続けた左ストレートを叩き込みダウンを奪うと、その後も攻撃の手を緩める事なく攻め続け、6回にロープに相手を詰めた所で何十発ものパンチをまとめレフェリーのストップを呼び込み、念願の新王者となりました。
一方、氏家選手は淵上との日本王座最強挑戦者を決めるトーナメント『最強後楽園』の決勝で破れて以来、3連続KO勝利で復帰。そして去年、再び参加した『最強後楽園』の決勝にて、8戦全勝の大型ホープ胡朋宏選手との対戦で序盤に攻勢に出てきた新鋭をコントロールし、逆転でTKO勝利、大会技能賞も獲得しました。
そうして淵上は攻、氏家選手は知を携え、2年前とは比べ物にならないくらいの実力者となって、この日本王座をかけた舞台に登場したのです。
両者、気持ちのこもった中で始まったタイトルマッチ、淵上はサウスポースタイルからの右リードを巧みに使い分け、ボディに左のストレートを打っていくと、相手の氏家選手は右を突くように、振るうようにしてその距離をつぶそうと前に出てきます。
動き周り、パンチを散らす淵上に対して、単発的な攻撃、静かな動きを見せる氏家選手。そんな好対照ながら淵上の好調を思わせる軽快な姿と氏家選手のいつか何かを繰り出してきそうな姿は、タイトルマッチと呼ぶにふさわしく、そんな雰囲気の中で回は進んで行きました。
そして3回、淵上は右フックからの左ストレートを氏家選手に痛打させると、その後の追撃でダウンを奪います。この攻撃に氏家選手のダメージは明白、淵上はこの回で決めるべく、残りの時間で攻め立てました。しかしあともう一歩の所でこの回終了のゴング。
しかしこの奪ったダウンが、その後の試合展開を決定的にしたのかもしれません。その後は淵上の一方的なペースで進んで行きました。再三左のストレート、フックを見舞わせ、淵上は氏家選手に距離を詰めさせませんでした。あるいはそれ以外の仕掛けを行なおうとしていたかもしれない氏家選手に対し、淵上は左以上にその右リードでそれをはばみました。
そうして迎えた8回、淵上が左ストレート、右フックを氏家選手の顔面に痛打した所でレフェリーが間に入り試合は終了。淵上誠が最高の形で初防衛戦を勝利で飾りました。
今回の初防衛戦に向けて淵上は本当によく練習をこなしていました。
挑戦者として再挑戦、リベンジというものの意味、それに対する思いの強さは淵上自身が誰よりも理解していたのではないでしょうか、彼自身がそうであったからです。
時に、タイトルを獲得するよりも難しいと言われる初防衛戦、そうなる可能性が淵上の身にもありました。タイトル獲得後、地元の鹿児島に戻った際に受けた新たな応援、王者として立場が変わった事等のプレッシャー、その変化は劇的なものがありました。しかしそんな変化の中でも、いつもと変わらぬ姿勢で懸命な練習に取り組めたのも、ジムの仲間のサポートはもちろんのこと、何より、その相手、初防衛戦の相手が尊敬する氏家選手だったからなのだと思います。
今度の試合は初の防衛戦である以上に、氏家福太郎というボクサーとして、人として素晴らしい、本当に尊敬の出来る人間と戦えるというモチベーションが、ある種の初防衛というプレッシャーを取り除いてくれたのかもしれません。試合後のインタビューの中で、淵上は言いっていました、
「チャンピオンとしての意識は持たないといけないんですけど、逆に氏家さんに挑戦するような、そんな気持ちで今回の試合は挑ませてもらいました。」
この初防衛戦、淵上が本当に強かったのは相手がそれに値するボクサーだったからなのだと思いました。氏家選手、本当に有り難うございました!
また、鹿児島から京都などの遠くから、普段から淵上をサポートしてくれている彼の周りの仲間まで、皆さん応援本当に有り難うございました!淵上はこれからも防衛を重ねる事で更に強くなっていくと思います。どうかそんな淵上の応援、何より彼の成長する姿を楽しんで下さい!皆さん、有り難うございました!
リングサイドでの応援に駆けつけて下さった北島三郎さんと日高正人さん。
八王子在住の国民的歌手 北島三郎さんとは、毎年2月3日に行なわれる高尾山薬王院での豆まきの際にご挨拶をさせて頂いています。
日高正人さんは淵上選手の同郷鹿児島県生まれ。いつも淵上選手は、日高さんの歌っている「やじろべえ」を入場曲として颯爽とリング入りしています。
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の6枚以外の写真もUPされています。
◎淵上誠情報ブログ
◎ダイヤモンドグローブ/第29回ファイティング・スピリット・シリーズ/日本ミドル級タイトルマッチ
◎東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
*野崎選手の試合リポートは明日UPします!
◎八王子中屋ボクシングジム 王者になるまで

八王子中屋ボクシングジム 王者になるまで(携帯版)
◎八王子中屋ボクシングジムの試合風景
八王子中屋ボクシングジムの試合風景(携帯版)
◎八王子中屋ボクシングジムの練習風景
八王子中屋ボクシングジムの練習風景(携帯版)
淵上 誠(日本ミドル級チャンピオン/東洋太平洋ミドル級1位/20戦14勝5KO6敗/八王子中屋)
vs
氏家福太郎(挑戦者 日本同級1位/東洋太平洋ミドル級4位/24戦16勝11KO7敗1分/新日本木村)
結果…8RTKO勝ち
淵上誠VS氏家福太郎 初防衛戦を超えられたモチベーション
2月14日、後楽園ホールで行なわれた日本ミドル級タイトルマッチは、王者の淵上誠が挑戦者同級1位の氏家福太郎選手を3回に左ストレートで倒し、その後はペースを握ったままで8回に左フックを当てた所でレフェリーがストップ、TKO勝利で初防衛に成功しました。
約2年ぶりの再戦でもあった二人の対戦、両者はこの日までそれぞれ王者となる為、自分にとっての必要なものを探し続けていました。
淵上は2年前の4月に破れた2度目の日本タイトル挑戦から3勝2KOと力強く復帰、去年の10月に敵地大阪にて3度目の日本王座に挑戦しました。1回から王者の鈴木哲也選手を圧倒、2回にはこの挑戦まで磨きをかけ続けた左ストレートを叩き込みダウンを奪うと、その後も攻撃の手を緩める事なく攻め続け、6回にロープに相手を詰めた所で何十発ものパンチをまとめレフェリーのストップを呼び込み、念願の新王者となりました。
一方、氏家選手は淵上との日本王座最強挑戦者を決めるトーナメント『最強後楽園』の決勝で破れて以来、3連続KO勝利で復帰。そして去年、再び参加した『最強後楽園』の決勝にて、8戦全勝の大型ホープ胡朋宏選手との対戦で序盤に攻勢に出てきた新鋭をコントロールし、逆転でTKO勝利、大会技能賞も獲得しました。
そうして淵上は攻、氏家選手は知を携え、2年前とは比べ物にならないくらいの実力者となって、この日本王座をかけた舞台に登場したのです。
両者、気持ちのこもった中で始まったタイトルマッチ、淵上はサウスポースタイルからの右リードを巧みに使い分け、ボディに左のストレートを打っていくと、相手の氏家選手は右を突くように、振るうようにしてその距離をつぶそうと前に出てきます。
動き周り、パンチを散らす淵上に対して、単発的な攻撃、静かな動きを見せる氏家選手。そんな好対照ながら淵上の好調を思わせる軽快な姿と氏家選手のいつか何かを繰り出してきそうな姿は、タイトルマッチと呼ぶにふさわしく、そんな雰囲気の中で回は進んで行きました。
そして3回、淵上は右フックからの左ストレートを氏家選手に痛打させると、その後の追撃でダウンを奪います。この攻撃に氏家選手のダメージは明白、淵上はこの回で決めるべく、残りの時間で攻め立てました。しかしあともう一歩の所でこの回終了のゴング。
しかしこの奪ったダウンが、その後の試合展開を決定的にしたのかもしれません。その後は淵上の一方的なペースで進んで行きました。再三左のストレート、フックを見舞わせ、淵上は氏家選手に距離を詰めさせませんでした。あるいはそれ以外の仕掛けを行なおうとしていたかもしれない氏家選手に対し、淵上は左以上にその右リードでそれをはばみました。
そうして迎えた8回、淵上が左ストレート、右フックを氏家選手の顔面に痛打した所でレフェリーが間に入り試合は終了。淵上誠が最高の形で初防衛戦を勝利で飾りました。
今回の初防衛戦に向けて淵上は本当によく練習をこなしていました。
挑戦者として再挑戦、リベンジというものの意味、それに対する思いの強さは淵上自身が誰よりも理解していたのではないでしょうか、彼自身がそうであったからです。
時に、タイトルを獲得するよりも難しいと言われる初防衛戦、そうなる可能性が淵上の身にもありました。タイトル獲得後、地元の鹿児島に戻った際に受けた新たな応援、王者として立場が変わった事等のプレッシャー、その変化は劇的なものがありました。しかしそんな変化の中でも、いつもと変わらぬ姿勢で懸命な練習に取り組めたのも、ジムの仲間のサポートはもちろんのこと、何より、その相手、初防衛戦の相手が尊敬する氏家選手だったからなのだと思います。
今度の試合は初の防衛戦である以上に、氏家福太郎というボクサーとして、人として素晴らしい、本当に尊敬の出来る人間と戦えるというモチベーションが、ある種の初防衛というプレッシャーを取り除いてくれたのかもしれません。試合後のインタビューの中で、淵上は言いっていました、
「チャンピオンとしての意識は持たないといけないんですけど、逆に氏家さんに挑戦するような、そんな気持ちで今回の試合は挑ませてもらいました。」
この初防衛戦、淵上が本当に強かったのは相手がそれに値するボクサーだったからなのだと思いました。氏家選手、本当に有り難うございました!
また、鹿児島から京都などの遠くから、普段から淵上をサポートしてくれている彼の周りの仲間まで、皆さん応援本当に有り難うございました!淵上はこれからも防衛を重ねる事で更に強くなっていくと思います。どうかそんな淵上の応援、何より彼の成長する姿を楽しんで下さい!皆さん、有り難うございました!
リングサイドでの応援に駆けつけて下さった北島三郎さんと日高正人さん。
八王子在住の国民的歌手 北島三郎さんとは、毎年2月3日に行なわれる高尾山薬王院での豆まきの際にご挨拶をさせて頂いています。
日高正人さんは淵上選手の同郷鹿児島県生まれ。いつも淵上選手は、日高さんの歌っている「やじろべえ」を入場曲として颯爽とリング入りしています。
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の6枚以外の写真もUPされています。
◎淵上誠情報ブログ
◎ダイヤモンドグローブ/第29回ファイティング・スピリット・シリーズ/日本ミドル級タイトルマッチ
◎東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
*野崎選手の試合リポートは明日UPします!
◎八王子中屋ボクシングジム 王者になるまで

八王子中屋ボクシングジム 王者になるまで(携帯版)
◎八王子中屋ボクシングジムの試合風景
八王子中屋ボクシングジムの試合風景(携帯版)
◎八王子中屋ボクシングジムの練習風景
八王子中屋ボクシングジムの練習風景(携帯版)
- ABOUT
八王子中屋ジム情報満載のブログです!
- カレンダー
05 | 2025/06 | 07 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 4 | 6 | |||
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
- 最新記事
(06/08)
(06/07)
(06/07)
(06/05)
(06/03)
- カテゴリー
- 最新コメント
[09/03 もーと]
[07/18 NONAME]
[04/18 NONAME]
[04/03 もーと]
[02/06 もーと]
[12/31 横濱の尚]
[11/13 もーと]
[10/30 もーと]
[10/22 原西]
[10/14 観戦者]
- アーカイブ
- リンク
- プロフィール
- ブログ内検索
- アクセス解析