5月21日(金)東日本新人王予選〈後楽園ホール〉
◎フライ級 4回戦
大川内天心(八王子中屋/5戦1勝4敗)
vs
石川 幹也(三迫/3戦1勝2敗)
結果…3R51秒TKO負け
「ありがとうございました!」
試合が終わったリングの上で、大川内選手は審判に、対戦者に、観客に、セコンドに、コーナーに、そして自分の戦ったリングに、大きな声で挨拶をして降りていきました。
1回、大川内選手はプレッシャーをかけながら前に出た所で、相手の石川選手が出した打ち下しの右ストレートを受け、左のテンプルをカットしてしまいます。
続く2回に最初のコンタクトで、大川内選手のカットを早くもレフェリーのチェックが入りました。ドクターはまだ大丈夫だと判断し、大川内選手を送り出します。それでも1回にコーナーに戻ってきた際、彼のカットの深さを理解していたセコンド陣は前に出るよう彼を煽りました。
頭を振って打ち合いに持ち込もうとする大川内選手に対し、時折フックをヒットさせて相手の動きを止める場面もありましたが、真っすぐのパンチで迎え撃つ石川選手は冷静で、ジャブ、ストレートを上下に散して更に右ストレートを傷口に当ててきました。
そして迎えた3回、前へ前へと出て行く大川内選手を、またも右ストレートが顔面にヒットした所で、レフェリーが試合をストップ、大川内選手は3回TKOでのストップ負けとなりました。
あるいは、1回終了間際にカットをしていなければ、とも考えてしまいますが、それでもリングの上で全てを受け入れ、はっきりと回りに挨拶をした大川内選手の姿勢は立派なものでした。
トランクスの後ろに綴った”伊礼魂”、試合が終わってしまったことを理解した瞬間、大川内選手はロープに背中を預けて崩れそうになりました。
しかし、レフェリーに、セコンドに支えられて、そして何より自分の足で身体を支え、そのトランクスをマットの上につけなかったこと、試合で倒れなかったことが大川内選手が最後に見せた意地となったのかもしれません。
彼は試合後、引退することを周りに伝えました。
翌日ジムに現れた大川内選手は晴れ晴れとした顔をしていました。何でも展示に出す作品を(彼はアーティストでもあります!)搬入するのだそうです。
大川内天心のこれからの歩みも、皆さんどうぞ応援よろしくお願いいたします!お疲れさまでした!
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の5枚以外の写真も沢山UPされています。)
■ 写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の4枚以外の写真も沢山UPされています。)
■ 東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
◎フライ級 4回戦
大川内天心(八王子中屋/5戦1勝4敗)
vs
石川 幹也(三迫/3戦1勝2敗)
結果…3R51秒TKO負け
「ありがとうございました!」
試合が終わったリングの上で、大川内選手は審判に、対戦者に、観客に、セコンドに、コーナーに、そして自分の戦ったリングに、大きな声で挨拶をして降りていきました。
1回、大川内選手はプレッシャーをかけながら前に出た所で、相手の石川選手が出した打ち下しの右ストレートを受け、左のテンプルをカットしてしまいます。
続く2回に最初のコンタクトで、大川内選手のカットを早くもレフェリーのチェックが入りました。ドクターはまだ大丈夫だと判断し、大川内選手を送り出します。それでも1回にコーナーに戻ってきた際、彼のカットの深さを理解していたセコンド陣は前に出るよう彼を煽りました。
頭を振って打ち合いに持ち込もうとする大川内選手に対し、時折フックをヒットさせて相手の動きを止める場面もありましたが、真っすぐのパンチで迎え撃つ石川選手は冷静で、ジャブ、ストレートを上下に散して更に右ストレートを傷口に当ててきました。
そして迎えた3回、前へ前へと出て行く大川内選手を、またも右ストレートが顔面にヒットした所で、レフェリーが試合をストップ、大川内選手は3回TKOでのストップ負けとなりました。
あるいは、1回終了間際にカットをしていなければ、とも考えてしまいますが、それでもリングの上で全てを受け入れ、はっきりと回りに挨拶をした大川内選手の姿勢は立派なものでした。
トランクスの後ろに綴った”伊礼魂”、試合が終わってしまったことを理解した瞬間、大川内選手はロープに背中を預けて崩れそうになりました。
しかし、レフェリーに、セコンドに支えられて、そして何より自分の足で身体を支え、そのトランクスをマットの上につけなかったこと、試合で倒れなかったことが大川内選手が最後に見せた意地となったのかもしれません。
彼は試合後、引退することを周りに伝えました。
翌日ジムに現れた大川内選手は晴れ晴れとした顔をしていました。何でも展示に出す作品を(彼はアーティストでもあります!)搬入するのだそうです。
大川内天心のこれからの歩みも、皆さんどうぞ応援よろしくお願いいたします!お疲れさまでした!
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の5枚以外の写真も沢山UPされています。)
■ 写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の4枚以外の写真も沢山UPされています。)
■ 東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
皆さん、昨日は沢山の応援有り難うございました!
この日行われた『斉田一門会』は、中屋会長を含めた「斉田ジム出身の一門」が一同に会した興行となりました。大会運営に関わった斉田ジム、イマオカジム、元気ジム、シュウボクシングジムの方々、そして斉田会長、お疲れさまでした!
そんな中、”八王子の小天狗”野崎雅光選手は大差の判定で勝利し、東日本新人王予選でもあった”暴れん坊将軍”林和希選手は、何とか引き分けでの優勢点によりトーナメントのコマを進めることができました。
昨日は伊礼杯の授与式もあり、皆様に暖かく見守っていただけたことも大変うれしく思いました。それでは昨日をもう一度振り返ってみましょう!
野崎雅光、完勝でメインの役目を果たす!
5月12日(水)斉田一門会〈後楽園ホール〉
◎S・フライ級 8回戦
野崎 雅光(日本S・フライ級12位/八王子中屋/10戦8勝4KO2敗)
vs
國島 隆弘(渡嘉敷/10戦6勝1KO4敗)
結果…判定勝ち3−0(80-72,80-72,79-75)
「緊張してます。」
第1試合が始まるころ、控え室で待っているまさは、その言葉が嘘ではないのだと確信させるくらいの青い表情を見せていました。
初めてのメインイベンター、日本ランクを狙われる立場、高い目標を掲げて望んだこの日の試合、当然のプレッシャーがあったと思います。
しかしジムはここからリングに上がるまでの彼を見たかった思いもありました。この変化した状況、立場、期待をどのようにして受け入れるのか、そしてどのようにしてこれらからくるプレッシャーをはねのけて開始のゴングを聞くのか、そしてそれをどうリングの上で証明するのか、まさがメインの舞台で試されました。
入場してきたまさの表情は晴れ晴れとしていました。
プレッシャーを自信に変えてみせたまさは、大きな野崎コールを受ける中、試合開始から軽快に動き続けました。前後のステップ、左でリズムをとると右へとつなげ、相手の國島選手の攻撃も捌いて試合の流れを掴みます。
2回にバッティングで右眉を切りましたが、その後は相手の頭から入ってくる攻撃に対して右アッパーを突き上げ、インでもアウトでも圧倒していきました。
中盤に入ると多彩なコンビネーションで更に攻撃的に試合を掌握し、ボディに対してダメージを積み重ねていきました。
しかしランク獲りに燃える國島選手は、終盤でも諦めることなく数多くのパンチを受けながらもガードを堅め、前へ前へと出てきます。それではと、まさも変わらず運動量でサイドのステップワークを駆使して攻撃の手を緩めず、攻め立てました。
そして最終8回でもより正確に、より攻撃的に試合を進め終了のゴングが鳴りました。結果は3−0のほぼフルマークでの判定勝利となりました。
試合前、八王子中屋ジムの全日本新人王に送られる『伊礼杯』(詳しくはここで4月9日、そして第3代 『伊礼杯』受賞者 野崎雅光)授与式が行われ、昨年の全日本新人王であるまさに、故伊礼喜洋選手のお母さんから伊礼杯が送られました。
この日の為に沖縄から来て下さった伊礼さん、本当に有り難うございました。きっとまさが今後自分の成長により(小天狗が大天狗になる頃)、この像の価値を更に高めてくれると思います。だよね?まさ!
今年はランカーとしての力を磨く年、次回更なる活躍をご期待下さい!
■ 野崎選手から、応援して下さった皆様へ
「初のメインに初の8回戦でいつも以上に緊張しました!
相手は気持ちが強くてタフな強い選手で戦いずらかったです。
でも周りで支えてくれているスタッフや会長の指示、応援してくれている方の声援のおかげで、最後まで諦めずに戦い勝つことが出来ました!
本当にありがとうございますm(_ _)m
まだまだ課題の残る試合だったので練習で一個ずつ直しチャンピオン目指して頑張ります!!
これからも応援よろしくお願いしますm(_ _)m」
■ 動画をUPしました。
20100512 野崎雅光(携帯用)
2010512 野崎雅光 試合後のコメント(携帯用)
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の4枚以外の写真も沢山UPされています。)
■ 写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の4枚以外の写真も沢山UPされています。)
林和希、悔しい引き分けも優勢点で次戦へ進む!
◎東日本新人王予戦 ライト級 4回戦
林 和希(八王子中屋/3戦3勝3KO)
vs
竹浦 翔大(シュウ/4戦2勝2KO2敗)
結果…引き分け 勝者扱い 1−0(37-39,39-39,38-38)
東日本新人王予選の第1試合として行われたこの試合、相手は今までにスパーの経験もあり顔の知ったる竹浦選手、いろいろな意味で非常にやりにくい相手でした。
「おおお!!」
第1回、試合開始と同時に林選手の豪腕左フックが空を切ると、会場が大きくどよめきました。その時、その林選手に対しパンチを合わせてきた竹浦選手、かなり研究をしてきていることが最初の場面で読み取れました。
そんな立ち上がりから始まったこの試合、そして更に事態は急展開に!!
、、とはならず、互いに睨み合う時間、後の先を狙う展開で試合が進み、レフェリーがたまらず間に入ってパンチの交換を要求しました。そこで出てきたのが竹浦選手、林選手はノーガードを見せたりと挑発で、ある意味リズムを掴もうと(いや、それは違うか)していました。
しかし、如何せん手が出ていない。竹浦選手も林選手の強力なプレッシャーの前に腰が引けてはいましたが、それでも果敢に攻めてきた分だけ試合の展開を有利に進めていました。
そんな中で迎えた最終4回、林選手はいつもの暴れん坊っぷりをようやく発揮します!豪雨のごとくパンチを振るい、殴りに殴って、ダメージを与え、あわやの場面も見せて、試合は終了。林選手はキャリア4戦目にして初めての判定結果を待つこととなりました。
1者目は39−37で相手の竹浦選手、残りの2者が38−38のドローとなり、公式結果ではドロー、そして新人王ルールの優勢点で林君は2者から指示を受け、トーナメント2回戦に進むことになりました。
今回の試合の中、問題も沢山見せた林選手。それでも、どれだけの選手が一つの空振りで会場の全ての目をリングに集められるでしょうか?彼はその問題以上の魅力をかけ備えています。今回見えた問題点をどこまで克服し、またそれ以上の魅力をだす事が出来るか、、、
その答えは次の予選第2試合、7月29日(木)までお待ち下さい!必ず、次回こそ”真・暴れん坊将軍”の姿を見せてくれるでしょう!
皆様、野崎雅光選手、林和希選手の応援有り難うございました!次回も是非宜しくお願い致します!
■ 林選手から、応援して下さった皆様へ
「もっと強くなれるよう精進します…
応援ありがとうございました。」
■ 写真提供:渡邊文幸
■ 東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
この日行われた『斉田一門会』は、中屋会長を含めた「斉田ジム出身の一門」が一同に会した興行となりました。大会運営に関わった斉田ジム、イマオカジム、元気ジム、シュウボクシングジムの方々、そして斉田会長、お疲れさまでした!
そんな中、”八王子の小天狗”野崎雅光選手は大差の判定で勝利し、東日本新人王予選でもあった”暴れん坊将軍”林和希選手は、何とか引き分けでの優勢点によりトーナメントのコマを進めることができました。
昨日は伊礼杯の授与式もあり、皆様に暖かく見守っていただけたことも大変うれしく思いました。それでは昨日をもう一度振り返ってみましょう!
写真提供:こんどうさん
野崎雅光、完勝でメインの役目を果たす!
5月12日(水)斉田一門会〈後楽園ホール〉
◎S・フライ級 8回戦
野崎 雅光(日本S・フライ級12位/八王子中屋/10戦8勝4KO2敗)
vs
國島 隆弘(渡嘉敷/10戦6勝1KO4敗)
結果…判定勝ち3−0(80-72,80-72,79-75)
「緊張してます。」
第1試合が始まるころ、控え室で待っているまさは、その言葉が嘘ではないのだと確信させるくらいの青い表情を見せていました。
初めてのメインイベンター、日本ランクを狙われる立場、高い目標を掲げて望んだこの日の試合、当然のプレッシャーがあったと思います。
しかしジムはここからリングに上がるまでの彼を見たかった思いもありました。この変化した状況、立場、期待をどのようにして受け入れるのか、そしてどのようにしてこれらからくるプレッシャーをはねのけて開始のゴングを聞くのか、そしてそれをどうリングの上で証明するのか、まさがメインの舞台で試されました。
入場してきたまさの表情は晴れ晴れとしていました。
プレッシャーを自信に変えてみせたまさは、大きな野崎コールを受ける中、試合開始から軽快に動き続けました。前後のステップ、左でリズムをとると右へとつなげ、相手の國島選手の攻撃も捌いて試合の流れを掴みます。
2回にバッティングで右眉を切りましたが、その後は相手の頭から入ってくる攻撃に対して右アッパーを突き上げ、インでもアウトでも圧倒していきました。
中盤に入ると多彩なコンビネーションで更に攻撃的に試合を掌握し、ボディに対してダメージを積み重ねていきました。
しかしランク獲りに燃える國島選手は、終盤でも諦めることなく数多くのパンチを受けながらもガードを堅め、前へ前へと出てきます。それではと、まさも変わらず運動量でサイドのステップワークを駆使して攻撃の手を緩めず、攻め立てました。
そして最終8回でもより正確に、より攻撃的に試合を進め終了のゴングが鳴りました。結果は3−0のほぼフルマークでの判定勝利となりました。
写真提供:こんどうさん
試合前、八王子中屋ジムの全日本新人王に送られる『伊礼杯』(詳しくはここで4月9日、そして第3代 『伊礼杯』受賞者 野崎雅光)授与式が行われ、昨年の全日本新人王であるまさに、故伊礼喜洋選手のお母さんから伊礼杯が送られました。
この日の為に沖縄から来て下さった伊礼さん、本当に有り難うございました。きっとまさが今後自分の成長により(小天狗が大天狗になる頃)、この像の価値を更に高めてくれると思います。だよね?まさ!
今年はランカーとしての力を磨く年、次回更なる活躍をご期待下さい!
■ 野崎選手から、応援して下さった皆様へ
「初のメインに初の8回戦でいつも以上に緊張しました!
相手は気持ちが強くてタフな強い選手で戦いずらかったです。
でも周りで支えてくれているスタッフや会長の指示、応援してくれている方の声援のおかげで、最後まで諦めずに戦い勝つことが出来ました!
本当にありがとうございますm(_ _)m
まだまだ課題の残る試合だったので練習で一個ずつ直しチャンピオン目指して頑張ります!!
これからも応援よろしくお願いしますm(_ _)m」
■ 動画をUPしました。
20100512 野崎雅光(携帯用)
2010512 野崎雅光 試合後のコメント(携帯用)
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の4枚以外の写真も沢山UPされています。)
■ 写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の4枚以外の写真も沢山UPされています。)
林和希、悔しい引き分けも優勢点で次戦へ進む!
◎東日本新人王予戦 ライト級 4回戦
林 和希(八王子中屋/3戦3勝3KO)
vs
竹浦 翔大(シュウ/4戦2勝2KO2敗)
結果…引き分け 勝者扱い 1−0(37-39,39-39,38-38)
写真提供:渡邊文幸
東日本新人王予選の第1試合として行われたこの試合、相手は今までにスパーの経験もあり顔の知ったる竹浦選手、いろいろな意味で非常にやりにくい相手でした。
「おおお!!」
第1回、試合開始と同時に林選手の豪腕左フックが空を切ると、会場が大きくどよめきました。その時、その林選手に対しパンチを合わせてきた竹浦選手、かなり研究をしてきていることが最初の場面で読み取れました。
そんな立ち上がりから始まったこの試合、そして更に事態は急展開に!!
、、とはならず、互いに睨み合う時間、後の先を狙う展開で試合が進み、レフェリーがたまらず間に入ってパンチの交換を要求しました。そこで出てきたのが竹浦選手、林選手はノーガードを見せたりと挑発で、ある意味リズムを掴もうと(いや、それは違うか)していました。
しかし、如何せん手が出ていない。竹浦選手も林選手の強力なプレッシャーの前に腰が引けてはいましたが、それでも果敢に攻めてきた分だけ試合の展開を有利に進めていました。
そんな中で迎えた最終4回、林選手はいつもの暴れん坊っぷりをようやく発揮します!豪雨のごとくパンチを振るい、殴りに殴って、ダメージを与え、あわやの場面も見せて、試合は終了。林選手はキャリア4戦目にして初めての判定結果を待つこととなりました。
1者目は39−37で相手の竹浦選手、残りの2者が38−38のドローとなり、公式結果ではドロー、そして新人王ルールの優勢点で林君は2者から指示を受け、トーナメント2回戦に進むことになりました。
今回の試合の中、問題も沢山見せた林選手。それでも、どれだけの選手が一つの空振りで会場の全ての目をリングに集められるでしょうか?彼はその問題以上の魅力をかけ備えています。今回見えた問題点をどこまで克服し、またそれ以上の魅力をだす事が出来るか、、、
その答えは次の予選第2試合、7月29日(木)までお待ち下さい!必ず、次回こそ”真・暴れん坊将軍”の姿を見せてくれるでしょう!
皆様、野崎雅光選手、林和希選手の応援有り難うございました!次回も是非宜しくお願い致します!
■ 林選手から、応援して下さった皆様へ
「もっと強くなれるよう精進します…
応援ありがとうございました。」
■ 写真提供:渡邊文幸
■ 東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
4月30日(金)WORLD PREMIUM BOXING VOL.11 The REAL ダブル世界タイトルマッチ〈日本武道館〉
◎58kg 4回戦
林崎 智嘉志(八王子中屋/1戦1分)
vs
尾川 賢一(帝拳/デビュー)
結果…3RTKO負け
日本中が注目するW世界戦のリングの上で林崎智嘉志選手は初勝利を目指しましたが、結果を残すことができませんでした。
相手は試合前から噂されていた元日本拳法の実力者、尾川堅一選手。その噂に違わぬレベルの高さで試合を優位に展開していきました。
初回、林崎選手はジャブをボディに打ち、いきなりの左フックを上に振るいましたが、上背で勝る尾川選手はしっかりと距離をとり、当てさせません。そして逆に鋭い右ストレートのカウンターで終了間際、林崎選手はバランスを崩しグローブをマットにつけてダウンを奪われてしまいました。
続く2回もどうにかパンチを当てようと追う林崎選手に対し、距離をとり続けて上下に勢いのあるストレートを打ち込んできた尾川選手。そんな展開をどうにか変えようと、林崎選手はガードを堅めインサイドへの侵入を試みます。
しかし、身体を近づけることことは出来てもパンチを打つまでにはいたらず、逆に右の連打を受けてしまい、レフェリーのストップにより3回TKO負けとなってしまいました。
前回の試合ではデビューのための緊張、入れ込み過ぎで思うような結果を残せなかった林崎選手。この日はセコンドの指示を出来るだけ聞こうと努めていましたが、相手が中々思うようにはさせてくれませんでした。
縮められなかった相手との距離、初勝利までの距離。この日、林崎選手はそれを縮めることは出来ませんでした。しかし試合が終わった後、彼は言いました「少し休んだら、またすぐに練習を再開します。このままじゃ絶対に終われません!」
皆さん、もう少し林崎智嘉志の寄り道に付き合って下さい!必ずこの日までの経験を糧にして自分が持っている本来の力を見せてくれるはずです!応援有り難うございました!
コメント
「1分け、1敗。もう失うものは何もないので、次こそは必ず勝ちます。どうもありがとうございました。」
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の3枚以外の写真もUPされています。)
4月26日(月)ホープフルファイト VOL.6〈後楽園ホール〉
◎71.6kg 8回戦
淵上 誠(東洋太平洋ミドル級5位/日本同級1位/八王子中屋/18戦12勝4KO6敗)
vs
岳たかはし(東洋太平洋ミドル級9位/日本同級2位/川崎新田/16戦11勝6KO4敗1分)
結果…判定勝ち3−0(76-75,77-75,77-75)
皆さん、応援ありがとうございました!
淵上誠選手が岳たかはし選手を判定で破り、約1年前の日本タイトル戦の雪辱を果たすべく、3度目の挑戦を確実なものにしました!
サウスポー同士の対戦となったこの試合、初回から互いに手をよく手を出してペースを奪い合う中、試合が早くも大きく動いたのは2回でした。ゴングが鳴ったと同時に近距離の中、右フックからの返しの左フックで岳選手にダウンを奪われます。その後、追撃に来る岳選手をなんとか捌きこの回を終わらせました。
続く3回、淵上選手は試合を立て直す為、ジャブで先制します。しかし、そのジャブに対し、岳選手も同じサウスポースタイルから左を合わせてくれば、更に淵上選手はジャブのフェイントから右フックをクリーンヒットさせ、パンチの的確さ、手数で試合を進める淵上選手と、スピード、運動量で対抗する岳選手、両者共に攻撃的に試合を展開させていきました。
そして中盤、淵上選手はジャブを上下に散らし、次第に試合のリズムを掴んでいきす。手数をよく出す故に相手のパンチを被弾することもありましたが、序盤から狙い続けてきたボディ打ちにより、動きが鈍くなり始めた岳選手の顔面を、刺すようなジャブで連続ヒットさせ、続く左ストレート更にボディへとつなぎ流れを自分のものにします。
後半に入ると岳選手は足を使ってリングを回り始めました。しかし淵上選手は動く足をボディで止め、打って出てくればカウンター、そして追撃と更に攻撃的に前に出ます。
そして最終8回、淵上選手は3分間の中で常にパンチを放ち続け、岳選手をのけぞらせるなどしダウン寸前に持ち込む中、試合は終了しました。
そして76-75が一者、77-75が二者の3-0の判定により、日本タイトル前哨戦を見事クリアしました。
先月、チャーリー太田選手が東洋太平洋と日本のベルトを獲得し、先週は荒川仁人選手が日本タイトルと世界ランクを手にしました。
常に切磋琢磨していた仲間達がタイトルを獲得したことは、淵上選手にとって何よりもうれしく、しかしまた悔しくもあったのかもしれません。彼自身、やり切りながらも獲得できなかったタイトル(■■■年間最高試合;淵上誠VS鈴木哲也(進光)『日本ミドル級タイトルマッチ』■■■)に思いを浮かべていたのではなのでしょうか。
”倒したい”
あの日のタイトルマッチ以来、彼は試合の中で常にそう意識するようになりました。
昨夜、彼は前に出続けました。攻撃的であるからこそ守りのリスクを伴い、いつも以上に被弾を受けたシーンも多かったのかもしれません。
しかし、それは全て次に迎えるタイトル戦の為、挑戦者としての姿勢を見せる為だったのです。
この苦しくもあった前哨戦の経験で彼は更なる成長を見せてくれるでしょう。
いよいよ年内、淵上誠がもう一度タイトルの舞台に立ちます。
皆さん今一度、彼の挑戦への応援よろしくお願いいたします!
■ 淵上選手から、応援して下さった皆様へ
「今日もたくさんの力強い応援ありがとうございました(^^)
タイトル前哨戦という大事な試合で2ラウンドみんなをドキッとさせてしまいました。
すいません(^_^;)
でもみなさんの応援のおかげで勝つことができました!
ありがとうございます!
この試合で反省点もみつかりましたので、それをまた練習でいかし強くなって、こんどこそチャンピオンになれるようにがんばっていきます!!
これからもみなさんの力強い応援よろしくお願いします(^^)」
■ 動画をUPしました。
2010.4.26 淵上誠の試合1(携帯用)
2010.4.26 淵上誠の試合2(携帯用)
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の4枚以外の写真もUPされています。)
■ 写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の4枚以外の写真もUPされています。)
■ 東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
◎71.6kg 8回戦
淵上 誠(東洋太平洋ミドル級5位/日本同級1位/八王子中屋/18戦12勝4KO6敗)
vs
岳たかはし(東洋太平洋ミドル級9位/日本同級2位/川崎新田/16戦11勝6KO4敗1分)
結果…判定勝ち3−0(76-75,77-75,77-75)
皆さん、応援ありがとうございました!
淵上誠選手が岳たかはし選手を判定で破り、約1年前の日本タイトル戦の雪辱を果たすべく、3度目の挑戦を確実なものにしました!
サウスポー同士の対戦となったこの試合、初回から互いに手をよく手を出してペースを奪い合う中、試合が早くも大きく動いたのは2回でした。ゴングが鳴ったと同時に近距離の中、右フックからの返しの左フックで岳選手にダウンを奪われます。その後、追撃に来る岳選手をなんとか捌きこの回を終わらせました。
続く3回、淵上選手は試合を立て直す為、ジャブで先制します。しかし、そのジャブに対し、岳選手も同じサウスポースタイルから左を合わせてくれば、更に淵上選手はジャブのフェイントから右フックをクリーンヒットさせ、パンチの的確さ、手数で試合を進める淵上選手と、スピード、運動量で対抗する岳選手、両者共に攻撃的に試合を展開させていきました。
そして中盤、淵上選手はジャブを上下に散らし、次第に試合のリズムを掴んでいきす。手数をよく出す故に相手のパンチを被弾することもありましたが、序盤から狙い続けてきたボディ打ちにより、動きが鈍くなり始めた岳選手の顔面を、刺すようなジャブで連続ヒットさせ、続く左ストレート更にボディへとつなぎ流れを自分のものにします。
後半に入ると岳選手は足を使ってリングを回り始めました。しかし淵上選手は動く足をボディで止め、打って出てくればカウンター、そして追撃と更に攻撃的に前に出ます。
そして最終8回、淵上選手は3分間の中で常にパンチを放ち続け、岳選手をのけぞらせるなどしダウン寸前に持ち込む中、試合は終了しました。
そして76-75が一者、77-75が二者の3-0の判定により、日本タイトル前哨戦を見事クリアしました。
先月、チャーリー太田選手が東洋太平洋と日本のベルトを獲得し、先週は荒川仁人選手が日本タイトルと世界ランクを手にしました。
常に切磋琢磨していた仲間達がタイトルを獲得したことは、淵上選手にとって何よりもうれしく、しかしまた悔しくもあったのかもしれません。彼自身、やり切りながらも獲得できなかったタイトル(■■■年間最高試合;淵上誠VS鈴木哲也(進光)『日本ミドル級タイトルマッチ』■■■)に思いを浮かべていたのではなのでしょうか。
”倒したい”
あの日のタイトルマッチ以来、彼は試合の中で常にそう意識するようになりました。
昨夜、彼は前に出続けました。攻撃的であるからこそ守りのリスクを伴い、いつも以上に被弾を受けたシーンも多かったのかもしれません。
しかし、それは全て次に迎えるタイトル戦の為、挑戦者としての姿勢を見せる為だったのです。
この苦しくもあった前哨戦の経験で彼は更なる成長を見せてくれるでしょう。
いよいよ年内、淵上誠がもう一度タイトルの舞台に立ちます。
皆さん今一度、彼の挑戦への応援よろしくお願いいたします!
■ 淵上選手から、応援して下さった皆様へ
「今日もたくさんの力強い応援ありがとうございました(^^)
タイトル前哨戦という大事な試合で2ラウンドみんなをドキッとさせてしまいました。
すいません(^_^;)
でもみなさんの応援のおかげで勝つことができました!
ありがとうございます!
この試合で反省点もみつかりましたので、それをまた練習でいかし強くなって、こんどこそチャンピオンになれるようにがんばっていきます!!
これからもみなさんの力強い応援よろしくお願いします(^^)」
■ 動画をUPしました。
2010.4.26 淵上誠の試合1(携帯用)
2010.4.26 淵上誠の試合2(携帯用)
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の4枚以外の写真もUPされています。)
■ 写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の4枚以外の写真もUPされています。)
■ 東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
4月13日(火)第90回ダイナマイトパンチ〈後楽園ホール〉
◎バンタム級4回戦
森 道晴(八王子中屋/7戦2勝2KO5敗)
vs
大和田 寿(厚木平野/3戦1勝2敗)
結果…4R1分46秒TKO勝ち
森君がまたもやってくれました!
今回の森君は序盤から全開!ジャブを前に置いて左右フックでボディを叩き、ペースを掴むと右アッパー、右ストレートでリズムも掴みます。
続く2回も上に下に小刻みよく打ち分け手数で圧倒。相手の大和田選手をロープに背負わせる場面が多くなりました。
3回には角度をつけた右フックを痛打し、積極的に出てきた相手を沈黙させます。
そして迎えた最終4回、もう前に出るしかない大和田選手はパンチをまとめてきます。しかしここでも森君は冷静に対処し、逆に右フックをまたも痛打、相手の腰を落とさせます。
そこから右ストレートで相手をのけぞらせてところで、レフェリーが間に入りストップ、森君の2戦連続TKO勝利となりました!
いつもはスロースターターな森君でしたが、この日は違いました。積極的かつ的確にダメージを与えていき、それでも心折れぬ相手を更に手数で圧倒していきました。その戦績以上の戦いぶりに、周囲からも驚きの声が聞こえてきました。
以前までの彼は自分の実力をリングの上で示せずにいましたが、去年の11月、そしてこの日の試合と、連続してのTKO勝利を収めたことで大きな自信となったのではないでしょうか。
これでB級昇格まで後1勝、次回も更なる実力を見せてくれるでしょう!
■ 森選手から、応援して下さった皆様へ
「応援本当にありがとうございましたm(_ _)m
未熟なところがいっぱいな自分ですが、色々な方に勇気づけられて勝つことができ、本当に感謝ですm(_ _)m
今回の試合では自分の課題もはっきりと感じるところがありました(>_<)
もっともっと強くなれるよう頑張ります!
どうもありがとうございました!!」
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の3枚意外の写真もUPされています。)
■ 写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の3枚意外の写真もUPされています。)
- ABOUT
八王子中屋ジム情報満載のブログです!
- カレンダー
05 | 2025/06 | 07 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 4 | 6 | |||
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 |
- 最新記事
(06/08)
(06/07)
(06/07)
(06/05)
(06/03)
- カテゴリー
- 最新コメント
[09/03 もーと]
[07/18 NONAME]
[04/18 NONAME]
[04/03 もーと]
[02/06 もーと]
[12/31 横濱の尚]
[11/13 もーと]
[10/30 もーと]
[10/22 原西]
[10/14 観戦者]
- アーカイブ
- リンク
- プロフィール
- ブログ内検索
- アクセス解析