元気になりました！ジムOB影山裕峰さんの闘病報告

白血病のため、都内の大学病院で闘病中の「ジムOB影山裕峰さん」。
闘病中のジムOB影山裕峰さんより、荒川仁人選手へのメッセージ！
中屋会長からの、その後の病状報告です。



すっかり元気に成りました。
今日は、森・ポンタの計量日で、帰りに信濃町にある慶應大病院に影山を見舞いに行って来ました。

予定の時間より早く着き、ロビーでスターバックスのコーヒーを飲みながら待っていると、ついウトウトとしてしまった。
夢の中から『あら！中屋さん、どうもどうもお待たせして…』の声。気が付くと目の前に影山とお母様が立っていました。

影山の身体には点滴の管もなにも繋がってはおらず、少し疲れて息も絶え絶えだったのがとても不思議でした。
よく聞けば、今日は入院以来はじめての外出日で、八王子に電車で帰っていたとの事。
八王子では老舗の割烹『坂福』で家族の皆で美味しいすき焼きを食べたそうでした。

駅の階段もへっちゃらだけど、信濃町の駅から病院までの200mを歩くのに肺がもたず、何回も休み休み歩いて帰ったのがその疲れた顔の訳で、納得！

彼の病気は慢性の白血病から急性白血病、更にリンパ腺の癌と進む複合型で、アメリカでも一例しか報告されていない程めずらしい病気でした。
九名の医師団に囲まれて病院挙げての治療に、影山も限界に近いまでのリハビリをする努力をした。
前例のない回復の早さは、驚くばかりでした。
そこに戦うボクサーの誇りを、感じずにはいられませんでした。

病院の桜も満開になり、影山の病気も凄いスピードで良くなり、明日はもう勝つしかないと改めて決意した次第です。