2月19日(金)角海老ボクシング
s・フライ級 8回戦 メインイベント
山口桂太(16戦6勝2KO9敗1分)
判定負け 3-0
殿村雅史(東洋太平洋S・フライ級13位/日本同級5位/19戦13勝6KO5敗1分/角海老宝石)
痛烈なダウン奪うも判定負け、しかし果たしたメインの役目!
「レベルの高い意味で喧嘩をしてきます。」
山口桂太選手は試合前、そう語っていました。
「普通に倒して勝ちます。」
対する殿村雅史選手は試合前、そう語っていたそうです。
日本ランク獲得を目指し、桂太君はこの日の試合に臨みました。
年内にタイトルマッチを目指し、殿村選手はこの試合を望みました。
そんな二人が対峙して迎えた、メインイベント。会場は多いに盛り上がりました。
試合開始と同時に、桂太君は殿村選手のボディを中心に攻め立てます。対する殿村選手はサウスポースタイルから上下を打ち分け、調子の良さを伺わせます。スピードあるジャブ、左ストレートを正確に当ててくる殿村選手が1、2回と有利に試合を展開していきました。
しかし続く3回序盤に、両選手は激しい打ち合いを見せる場面がありました。打ち合い自体は互角だったのですが、下がったのは殿村選手の方。このアクションがその後、試合の流れを少しずつ変えていったのです。
そのボディを中心とした桂太君の攻撃効果がジワリと表に出てきた3回、そして4回、殿村選手がその攻撃を明らかに嫌がるようになっていきました。
そして迎えた5回序盤、桂太君が渾身の右フックを放ちます。
その時、殿村選手のガードはボディ。
しかし、そのパンチの軌道は顔面へと向かったのです。
殿村選手がひっくり返るようにして倒れ、レフェリーがカウントを数えました。この日一番、会場がわき上がった瞬間でした。
「勝てる気がしない。」
試合1ヶ月程前に周囲は桂太君からそのような言葉を聞いたと言います。しかし彼は語っていました、
「で、勝てる気がしないところから、「こうしたら倒される」といった
マイナス的な要素を1個ずつ取り除いていって、最終的には勝つイメージができる ―・・」
(こんどうさん、八王子中屋ボクシングジム interview room参照)
きっと1ヶ月前はそのイメージの途中段階だったのでしょう。試合当日、彼のトレーナー・トシさんは言っていました、
「今までの、どの試合前よりもミット打ちが切れていた。」
桂太君は番狂わせの可能性を十分に秘め、リングの上に立っていたのです。
なぎ倒した後、ダメージが残る殿村選手は必死のクリンチでこの回を凌ぎました。そしてその後、ランカーのプライドを捨て、勝ちに徹してきたのです。脚を使い、当てることを目的としたパンチで桂太君の攻撃を捌いて行きました。
最後の3回はやはりボクシングの実力差が出たものとなり、3−0の判定負けとなりました。確実にポイントを奪ったのは殿村選手、しかしよりダメージを心身共に与えたのは桂太君。
試合前、両者が語っていた言葉が思い出されます。
山口桂太の言葉に偽りなし!次回こそ熱い試合を行った更にその上で、結果を残してくれるでしょう!
桂太君のトランクスは、ジムの先輩 小暮飛鴻選手(元日本S・ライト級3位)から借り受けたものでした。
皆様の多大なるご声援有り難うございました!その声が彼の背中を押したのは言うまでもありません!これからもどうぞよろしくお願いします!
■ 山口桂太から応援して下さった皆様へ
「沢山の応援ありがとうございました。
最高の気分でリングに上がれました。
次こそはみなさんを最高の気分にするので懲りずに応援して下さい。」
■ 動画をUPしました。
100219山口桂太試合1(携帯用)
100219山口桂太試合2(携帯用)
■ 写真を追加しました。
携帯で見られない方は、写真の枠の中をクリックすると見られます。)
posted by (C)kondousanbox
写真提供:こんどうさんの写真館「山口桂太 ランカー挑戦」
↑他にも沢山の写真がUPされています。
■ 東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります。)
■ 山口桂太公式ブログ
*諸国漫遊記
今度はインドからネパールへ Kathmandu,Nepal(2/18UP)
上品なラウンドガール達 in Halle, Germany82/19UP)
s・フライ級 8回戦 メインイベント
山口桂太(16戦6勝2KO9敗1分)
判定負け 3-0
殿村雅史(東洋太平洋S・フライ級13位/日本同級5位/19戦13勝6KO5敗1分/角海老宝石)
痛烈なダウン奪うも判定負け、しかし果たしたメインの役目!
「レベルの高い意味で喧嘩をしてきます。」
山口桂太選手は試合前、そう語っていました。
「普通に倒して勝ちます。」
対する殿村雅史選手は試合前、そう語っていたそうです。
日本ランク獲得を目指し、桂太君はこの日の試合に臨みました。
年内にタイトルマッチを目指し、殿村選手はこの試合を望みました。
そんな二人が対峙して迎えた、メインイベント。会場は多いに盛り上がりました。
試合開始と同時に、桂太君は殿村選手のボディを中心に攻め立てます。対する殿村選手はサウスポースタイルから上下を打ち分け、調子の良さを伺わせます。スピードあるジャブ、左ストレートを正確に当ててくる殿村選手が1、2回と有利に試合を展開していきました。
しかし続く3回序盤に、両選手は激しい打ち合いを見せる場面がありました。打ち合い自体は互角だったのですが、下がったのは殿村選手の方。このアクションがその後、試合の流れを少しずつ変えていったのです。
そのボディを中心とした桂太君の攻撃効果がジワリと表に出てきた3回、そして4回、殿村選手がその攻撃を明らかに嫌がるようになっていきました。
そして迎えた5回序盤、桂太君が渾身の右フックを放ちます。
その時、殿村選手のガードはボディ。
しかし、そのパンチの軌道は顔面へと向かったのです。
殿村選手がひっくり返るようにして倒れ、レフェリーがカウントを数えました。この日一番、会場がわき上がった瞬間でした。
「勝てる気がしない。」
試合1ヶ月程前に周囲は桂太君からそのような言葉を聞いたと言います。しかし彼は語っていました、
「で、勝てる気がしないところから、「こうしたら倒される」といった
マイナス的な要素を1個ずつ取り除いていって、最終的には勝つイメージができる ―・・」
(こんどうさん、八王子中屋ボクシングジム interview room参照)
きっと1ヶ月前はそのイメージの途中段階だったのでしょう。試合当日、彼のトレーナー・トシさんは言っていました、
「今までの、どの試合前よりもミット打ちが切れていた。」
桂太君は番狂わせの可能性を十分に秘め、リングの上に立っていたのです。
なぎ倒した後、ダメージが残る殿村選手は必死のクリンチでこの回を凌ぎました。そしてその後、ランカーのプライドを捨て、勝ちに徹してきたのです。脚を使い、当てることを目的としたパンチで桂太君の攻撃を捌いて行きました。
最後の3回はやはりボクシングの実力差が出たものとなり、3−0の判定負けとなりました。確実にポイントを奪ったのは殿村選手、しかしよりダメージを心身共に与えたのは桂太君。
試合前、両者が語っていた言葉が思い出されます。
山口桂太の言葉に偽りなし!次回こそ熱い試合を行った更にその上で、結果を残してくれるでしょう!
桂太君のトランクスは、ジムの先輩 小暮飛鴻選手(元日本S・ライト級3位)から借り受けたものでした。
皆様の多大なるご声援有り難うございました!その声が彼の背中を押したのは言うまでもありません!これからもどうぞよろしくお願いします!
■ 山口桂太から応援して下さった皆様へ
「沢山の応援ありがとうございました。
最高の気分でリングに上がれました。
次こそはみなさんを最高の気分にするので懲りずに応援して下さい。」
■ 動画をUPしました。
100219山口桂太試合1(携帯用)
100219山口桂太試合2(携帯用)
■ 写真を追加しました。
携帯で見られない方は、写真の枠の中をクリックすると見られます。)
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写真提供:こんどうさんの写真館「山口桂太 ランカー挑戦」
↑他にも沢山の写真がUPされています。
■ 東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります。)
■ 山口桂太公式ブログ
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今度はインドからネパールへ Kathmandu,Nepal(2/18UP)
上品なラウンドガール達 in Halle, Germany82/19UP)
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