■5月27日(金)「Sueño Mexicano」
【53キロ契約 6回戦】
野崎雅光(八王子中屋/13戦11勝(4KO)2敗)
vs
ジョナサン・トーレス(メキシコ/1戦0勝1敗)
結果…6R 判定勝ち 2-0
慣れない環境、度重なる変更、崩した体調の中、メキシコデビュー戦判定勝利
5月27日(金)メキシコ、グアダラハラのアレナ・ハリスコにて行なわれた日本スーパーフライ級7位の野崎雅光選手のメキシコデビュー戦は、多くの事を体験をする中で2−0の判定により勝利を収めました。
初回、メキシコの試合に慣れる為にも、まさは丁寧に動き出しました。ジャブからストレートをボディに運び、相手との距離を探ります。相手のトーレス選手も果敢に応戦してきて、まさはブロックと状態の動きで対応していきます。
続く2回も、変わらずパンチの交換が多くなる中、クリーンヒットでまさがペースを掴んでゆきました。
しかし3回、相手のパンチが右目にあたり、まさは片方の視界を封じられてしまいました。距離感を失った事により失速すると相手も前に出て来ました。
それでも最後の5、6回を距離を詰めてボディを中心に攻めていき、逆に相手を失速させました。
判定は一者が57−57ドロー、2者が58ー56まさ
何とか苦しい展開ながら判定にてメキシコデビュー戦を勝利する事が出来ました。
今回の試合にたどり着くまで、まさは日本では経験した事の無い様々な事がありました。
対戦相手が3度変更し、試合日もまた3度の変更。そしてラウンド数も8回から6回へ。当日は何試合目の出場かもバンテージチェックまで把握出来ませんでした。
そして試合4日前、まさは腹痛をおこした為に、最後の3日は全く動く事が出来ない中、計量、試合を迎えていました。そのことは日本の仲間達を心配させない為にあえて伏せていました。
それ以上に何より初めての海外ということで、その環境の変化も間違いなくまさにとってはコンディション作りに影響していたのだと思います。
そして当日の相手も0勝1敗とは思えない程のボクシングの力を見せ、試合後本人にその事を伝えると、アマチュアで18勝5敗2分けとそれなりのキャリアを持っていた事が分かりました。
このメキシコ遠征に来る前、まさは横浜光ジムの現東洋太平洋スーパーフライ級王者の赤穂亮選手とスパーを毎週行ない、しっかりとそのパートナーを勤め上げていました。そのまさが苦戦を強いられたという事、相手も力はやはりあったのだと思います。
日本ではミリ単位の調整を続けていたまさが、メキシコではメートル単位の変更の中で、試合を迎えた事。それはとても大変な事で、あるいは現地のメキシコ人、国の日本人にも中々伝わらないものかもしれません。
こればかりは経験したものにしか語れない、まさ、または彼と共に戦ったものにしか分からない経験と言えるのかもしれません。
開拓者のような決意で、まだ他の人達が行なった事の無い形で、海外に出る。
この困難は道無き道を進もうとするが故の、開拓者たる故の困難なのだと信じています。
まさは6月18日のメキシコ一のスーパースターサウル”カネロ”アルバレスの前座にて、次の試合を予定しています。
その試合では必ずこの経験を活かし、結果と共に良い内容を見せなければならないと思っております。皆様、遠く離れてはおりますが、どうか野崎雅光の挑戦を見守っていて下さい!
ありがとうございました!
◎独眼竜のまさ[野崎雅光情報ブログ まさMexico便り]
【勝利後のコメント】携帯用動画はこちら
【53キロ契約 6回戦】
野崎雅光(八王子中屋/13戦11勝(4KO)2敗)
vs
ジョナサン・トーレス(メキシコ/1戦0勝1敗)
結果…6R 判定勝ち 2-0
慣れない環境、度重なる変更、崩した体調の中、メキシコデビュー戦判定勝利
5月27日(金)メキシコ、グアダラハラのアレナ・ハリスコにて行なわれた日本スーパーフライ級7位の野崎雅光選手のメキシコデビュー戦は、多くの事を体験をする中で2−0の判定により勝利を収めました。
初回、メキシコの試合に慣れる為にも、まさは丁寧に動き出しました。ジャブからストレートをボディに運び、相手との距離を探ります。相手のトーレス選手も果敢に応戦してきて、まさはブロックと状態の動きで対応していきます。
続く2回も、変わらずパンチの交換が多くなる中、クリーンヒットでまさがペースを掴んでゆきました。
しかし3回、相手のパンチが右目にあたり、まさは片方の視界を封じられてしまいました。距離感を失った事により失速すると相手も前に出て来ました。
それでも最後の5、6回を距離を詰めてボディを中心に攻めていき、逆に相手を失速させました。
判定は一者が57−57ドロー、2者が58ー56まさ
何とか苦しい展開ながら判定にてメキシコデビュー戦を勝利する事が出来ました。
今回の試合にたどり着くまで、まさは日本では経験した事の無い様々な事がありました。
対戦相手が3度変更し、試合日もまた3度の変更。そしてラウンド数も8回から6回へ。当日は何試合目の出場かもバンテージチェックまで把握出来ませんでした。
そして試合4日前、まさは腹痛をおこした為に、最後の3日は全く動く事が出来ない中、計量、試合を迎えていました。そのことは日本の仲間達を心配させない為にあえて伏せていました。
それ以上に何より初めての海外ということで、その環境の変化も間違いなくまさにとってはコンディション作りに影響していたのだと思います。
そして当日の相手も0勝1敗とは思えない程のボクシングの力を見せ、試合後本人にその事を伝えると、アマチュアで18勝5敗2分けとそれなりのキャリアを持っていた事が分かりました。
このメキシコ遠征に来る前、まさは横浜光ジムの現東洋太平洋スーパーフライ級王者の赤穂亮選手とスパーを毎週行ない、しっかりとそのパートナーを勤め上げていました。そのまさが苦戦を強いられたという事、相手も力はやはりあったのだと思います。
日本ではミリ単位の調整を続けていたまさが、メキシコではメートル単位の変更の中で、試合を迎えた事。それはとても大変な事で、あるいは現地のメキシコ人、国の日本人にも中々伝わらないものかもしれません。
こればかりは経験したものにしか語れない、まさ、または彼と共に戦ったものにしか分からない経験と言えるのかもしれません。
開拓者のような決意で、まだ他の人達が行なった事の無い形で、海外に出る。
この困難は道無き道を進もうとするが故の、開拓者たる故の困難なのだと信じています。
まさは6月18日のメキシコ一のスーパースターサウル”カネロ”アルバレスの前座にて、次の試合を予定しています。
その試合では必ずこの経験を活かし、結果と共に良い内容を見せなければならないと思っております。皆様、遠く離れてはおりますが、どうか野崎雅光の挑戦を見守っていて下さい!
ありがとうございました!
◎独眼竜のまさ[野崎雅光情報ブログ まさMexico便り]
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