4月23日(金)角海老ボクシング〈後楽園ホール〉
◎ウェルター級 8回戦
高山樹延(日本ウェルター級10位/角海老宝石/10戦10勝3KO)
vs
中村尚平太(八王子中屋/19戦10勝4KO7敗2分)
結果…2RTKO負け
大きな雄叫びを上げて尚平太は入場してきました。気合いの入った表情を見せ、やる気に満ちた中、試合のゴングが鳴りました。
開始と同時に最初に飛び込んで来たのは相手の高山選手。対する尚平太はジャブや右ストレートをボディに刺し、フックで回って距離をとります。しかし、高山選手の右フックが再三ヒットし、尚平太はバランスを崩してグローブをマットに付いてしまいます。しかしそこはダウン裁定が流されると更に同じ右をもらってしまい、尚平太はダウンを喫してしまいました。
何とか立ち上がった所で初回終了のゴングが鳴りました。
コーナーに座る尚平太の背中に大きな「尚平太コール」が浴びせられました。
その声を全身で感じたであろう尚平太は、続く2回も気合いを入れてコーナーを出て行きました。
しかし、この回も高山選手は右のフックを主体にして前に出てきました。それに対し尚平太は打ち合いを展開しました。初回も何度かタイミングの良いパンチを当て、拳にその感触を残していた為に、この回も足を止めて打ち合ってしまったのです。
その打ち合いは今回、尚平太がしたかった、する作戦だったボクシングではありませんでした。
「回れ!回れ!」
「足を使うんだ!足!」
リングサイド、青コーナーからは怒号にも似たかけ声がリング内の尚平太に注がれました。
「頑張れ、尚平太!」
「頑張れ!頑張れ!」
南側の席からも大きな声援が彼に投げかけられました。
あるいは彼はその声の狭間の中、リングの上で復帰第2戦を戦っていたのかもしれません。
前回の試合、彼は自分の不甲斐ない試合振りに、何より応援に駆けつけてくれた仲間達に申し訳ない気持ちでいっぱいになったそうです。それを払拭する為に、尚平太は更なるトレーニングを積み、実際に最高のコンディション、スタミナ、パンチの切れを見せ、この日のリングに立ちました。
彼は自分の実力をリングの上で、会場に足を運んでくれた仲間達の為になにより見せたかったのではないでしょうか。そしてあるいはそれが彼を駆り立て本来、するべき場面ではない時に打ち合いを挑んでしまったのかもしれません。
チャンスは後半に訪れる、その気配も確実に垣間見えていただけに、その勝負の時を迎えられなかった事は、尚平太にとっても本当に悔しかったはずです。
「きっと、皆自分の応援している選手が殴られたら一緒に痛いと感じるだろうし、負けたら悔しく感じるんだと思う。だからこそ、勝ったら自分と同じくらい喜んでくれると思うんです。」
試合前、尚平太が語っていた言葉が思い出されます。
去年末から、殆ど休みなしで走り続けた尚平太、しばしの休息後、まずその笑顔を見せてほしいと思います。
皆さん、応援本当に有り難うございました。
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の4枚以外の写真もUPされています。)
■ 東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
◎ウェルター級 8回戦
高山樹延(日本ウェルター級10位/角海老宝石/10戦10勝3KO)
vs
中村尚平太(八王子中屋/19戦10勝4KO7敗2分)
結果…2RTKO負け
大きな雄叫びを上げて尚平太は入場してきました。気合いの入った表情を見せ、やる気に満ちた中、試合のゴングが鳴りました。
開始と同時に最初に飛び込んで来たのは相手の高山選手。対する尚平太はジャブや右ストレートをボディに刺し、フックで回って距離をとります。しかし、高山選手の右フックが再三ヒットし、尚平太はバランスを崩してグローブをマットに付いてしまいます。しかしそこはダウン裁定が流されると更に同じ右をもらってしまい、尚平太はダウンを喫してしまいました。
何とか立ち上がった所で初回終了のゴングが鳴りました。
コーナーに座る尚平太の背中に大きな「尚平太コール」が浴びせられました。
その声を全身で感じたであろう尚平太は、続く2回も気合いを入れてコーナーを出て行きました。
しかし、この回も高山選手は右のフックを主体にして前に出てきました。それに対し尚平太は打ち合いを展開しました。初回も何度かタイミングの良いパンチを当て、拳にその感触を残していた為に、この回も足を止めて打ち合ってしまったのです。
その打ち合いは今回、尚平太がしたかった、する作戦だったボクシングではありませんでした。
「回れ!回れ!」
「足を使うんだ!足!」
リングサイド、青コーナーからは怒号にも似たかけ声がリング内の尚平太に注がれました。
「頑張れ、尚平太!」
「頑張れ!頑張れ!」
南側の席からも大きな声援が彼に投げかけられました。
あるいは彼はその声の狭間の中、リングの上で復帰第2戦を戦っていたのかもしれません。
前回の試合、彼は自分の不甲斐ない試合振りに、何より応援に駆けつけてくれた仲間達に申し訳ない気持ちでいっぱいになったそうです。それを払拭する為に、尚平太は更なるトレーニングを積み、実際に最高のコンディション、スタミナ、パンチの切れを見せ、この日のリングに立ちました。
彼は自分の実力をリングの上で、会場に足を運んでくれた仲間達の為になにより見せたかったのではないでしょうか。そしてあるいはそれが彼を駆り立て本来、するべき場面ではない時に打ち合いを挑んでしまったのかもしれません。
チャンスは後半に訪れる、その気配も確実に垣間見えていただけに、その勝負の時を迎えられなかった事は、尚平太にとっても本当に悔しかったはずです。
「きっと、皆自分の応援している選手が殴られたら一緒に痛いと感じるだろうし、負けたら悔しく感じるんだと思う。だからこそ、勝ったら自分と同じくらい喜んでくれると思うんです。」
試合前、尚平太が語っていた言葉が思い出されます。
去年末から、殆ど休みなしで走り続けた尚平太、しばしの休息後、まずその笑顔を見せてほしいと思います。
皆さん、応援本当に有り難うございました。
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の4枚以外の写真もUPされています。)
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4月22日(木)日本ライト級タイトルマッチ〈後楽園ホール〉
◎ライト級10回戦
近藤明広(チャンピオン/WBC世界同級29位/WBA世界同級8位/日東/14戦13勝6KO1敗)
vs
荒川仁人(挑戦者/WBC世界同級38位/OPBF東洋太平洋同級1位/
日本同級1位/八王子中屋/18戦16勝11KO1敗1分)
結果…判定勝ち2−0(95-95、96-94、96-94 )
今まで長らく応援をして下さいました、後援者の方々、ファンの皆さん、沢山の大きな声援、誠に有り難うございました!
荒川仁人選手がタイトル挑戦2度目にしてとうとう日本王者になりました!
日本ライト級タイトルマッチは初回から驚きの展開で始まりました。
王者近藤選手が2度程の強い右ストレートをボディに打ち込んで来た後、ジャブから回り込んでの右ストレートが荒川選手を捉え、キャリア初のダウンを喫してしまいます。その後も右ストレートをまたも好打してくるなど、近藤選手の過去2戦のタイトルマッチでの勝負強さを伺わせる攻勢をみせるなか初回終了のゴングが鳴りました。
しかし、続く2回から荒川選手がその持ち前の技術の高さを披露、左アッパー、左ストレートなどタイミングよく当て、初回の悪い流れを挽回しましす。
そしてそれ以降もジャブを外して右ストレートを合わせてくる近藤選手に対し、荒川選手はその右ストレートを外して逆に左アッパーをねじ込みます。更に左右アッパーをジャブ、ストレートいずれにも合わせ、クリーンヒットを重ねて行きました。
更に中盤になるとリズムを掴んだ荒川選手は左ストレートをボディに打ち込み、相変わらずの左右のアッパーで近藤選手の動きを封じて、コンビネーションでダメージを与えて行きます。6回には荒川選手の右フックがヒットし、ウィービングの後、近藤選手はバランスを崩すようにしてグローブをマットにつく場面もありました(ルールの上では明らかなダウンとなります)。その場面は流されダウン裁定とはなりませんでしたが、その後も連打で近藤選手を釘付けにし、試合の流れを完璧に引き寄せます。
続く7回、近藤選手はインサイドで身体をゴリゴリと前に出し、パンチをまとめ攻勢に出てきました。しかし、そんな攻撃的な近藤選手に対し、荒川選手はそのインサイド勝負でも攻撃に守備も加え対抗、打たせず更に打つ形でクリーンヒットし続けて行きました。
8回に入ると近藤選手は足を使ってリングを回り始めました。荒川選手はそれを足で追い、上下にパンチを散らし、激しく追い立てました。
9回には再び身体を預け、攻撃に出てくる近藤選手を荒川選手はまたも攻撃と守備を巧みに混ぜ、流れを譲りません。
そして最終10回、お互い全てを出し切るようにしてパンチを繰り出す中、試合は終了。判定での決着となりました。
そして95−95、96−94 、96−94の2−0により荒川仁人選手が日本ライト級新王者となりました!
初回のダウンこそあれど、その後は巧みなボディーワーク、攻守のテクニック、多様なパンチ、クリーンヒットの数でも上回り、正直、ドローの採点があった事には初回のダウン以上に驚かされました。
しかし、それ以上に驚かされたのは、今まで数多くの試合をワンパンチで終わらせてきた荒川選手の強打を浴びても、前に出てくる近藤選手のタフさ、最後まで落ちなかった攻撃力、そして王者としての執念でした。荒川選手は強い王者を破った事で更なる実力をこれからも見せてくれる事でしょう!
彼がボクシングを始めたのは9年前です。
身体の強さ、パンチの重さ等で頭角をすぐに現してきましたが、あの頃はまだ何者でもなく、また何者になってゆくのか、本人自体も分からないジムに数多くいた一練習生でした。
しかしそんな中、彼は自分の理想のボクシングを思い描き、それに近づいて行けるようにと努力を惜しまず、あきらめる事無く日々の練習、試合をこなしていきました。そうして自らの歩みで成長し、次第にジム内でも特別な存在へとなっていったのです。
そんな彼が、ある時期から自分が持つボクシングの理想とは別に、八王子中屋ジムは自分が引っ張って行くのだという決心していきます。
それは本来、彼が持つ自由奔放な飄々とした性格とはまるで違ったものではありました。が、ジム内の世代交代などで、誰かがつとめなければならなかった役割を受け入れ、周りを率いると同時に、自分のボクシングに対しても本気で理想へ向かう決心を決めたのかもしれません。
そのため、彼はこのタイトルマッチに様々な思いを込めていたのだと思います。
その意味において、彼はタイトルマッチに挑戦する一選手以上のプレッシャーを感じ、そしてそれを受け入れてこの日のタイトルマッチを迎えました。
応援してくれている皆の為に、またジムの為にこのベルトを。理想の自分のボクシングに近づく為にこの試合を。
そんな思いを持ち、彼は昨夜戦っていたのかもしれません。
だからこそジムの皆が彼のそんな思いを感じ、また彼にとっても今回のタイトルマッチが自分の為の過程であった、と思えるような成長をさらに見せてくれるのではないか、そんな特別な日になったのかもしれません。
仁人、本当におめでとう!そしてありがとう!
■ 荒川選手から、応援して下さった皆様へ
「皆さん応援有り難うございましたm(_ _)m
試合に向けての努力が、試合結果に結びついたので、本当に嬉しく思います。
今後に向けて、これからは基本に返って、基礎をしっかり作って行き、レベルアップを図って行きたいと思います」
■ 荒川選手のスポンサーであり、勤務先である田野倉建設株式会社さんのブログでも、今回のタイトルマッチの記事をUPして下さっています。
アドバイザー日記♪ 「チャンピオンっ!」(2010.4.23up)
アドバイザー日記♪ 「メッセージ。」(2010.4.24up)
■ 動画をUPしました。携帯からも見られます。
2010.4.22 荒川仁人の試合1(携帯用)
2010.4.22 荒川仁人の試合2(携帯用)
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の4枚以外の写真もUPされています。)
■ 写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の4枚以外の写真もUPされています。)
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◎ライト級10回戦
近藤明広(チャンピオン/WBC世界同級29位/WBA世界同級8位/日東/14戦13勝6KO1敗)
vs
荒川仁人(挑戦者/WBC世界同級38位/OPBF東洋太平洋同級1位/
日本同級1位/八王子中屋/18戦16勝11KO1敗1分)
結果…判定勝ち2−0(95-95、96-94、96-94 )
今まで長らく応援をして下さいました、後援者の方々、ファンの皆さん、沢山の大きな声援、誠に有り難うございました!
荒川仁人選手がタイトル挑戦2度目にしてとうとう日本王者になりました!
日本ライト級タイトルマッチは初回から驚きの展開で始まりました。
王者近藤選手が2度程の強い右ストレートをボディに打ち込んで来た後、ジャブから回り込んでの右ストレートが荒川選手を捉え、キャリア初のダウンを喫してしまいます。その後も右ストレートをまたも好打してくるなど、近藤選手の過去2戦のタイトルマッチでの勝負強さを伺わせる攻勢をみせるなか初回終了のゴングが鳴りました。
しかし、続く2回から荒川選手がその持ち前の技術の高さを披露、左アッパー、左ストレートなどタイミングよく当て、初回の悪い流れを挽回しましす。
そしてそれ以降もジャブを外して右ストレートを合わせてくる近藤選手に対し、荒川選手はその右ストレートを外して逆に左アッパーをねじ込みます。更に左右アッパーをジャブ、ストレートいずれにも合わせ、クリーンヒットを重ねて行きました。
更に中盤になるとリズムを掴んだ荒川選手は左ストレートをボディに打ち込み、相変わらずの左右のアッパーで近藤選手の動きを封じて、コンビネーションでダメージを与えて行きます。6回には荒川選手の右フックがヒットし、ウィービングの後、近藤選手はバランスを崩すようにしてグローブをマットにつく場面もありました(ルールの上では明らかなダウンとなります)。その場面は流されダウン裁定とはなりませんでしたが、その後も連打で近藤選手を釘付けにし、試合の流れを完璧に引き寄せます。
続く7回、近藤選手はインサイドで身体をゴリゴリと前に出し、パンチをまとめ攻勢に出てきました。しかし、そんな攻撃的な近藤選手に対し、荒川選手はそのインサイド勝負でも攻撃に守備も加え対抗、打たせず更に打つ形でクリーンヒットし続けて行きました。
8回に入ると近藤選手は足を使ってリングを回り始めました。荒川選手はそれを足で追い、上下にパンチを散らし、激しく追い立てました。
9回には再び身体を預け、攻撃に出てくる近藤選手を荒川選手はまたも攻撃と守備を巧みに混ぜ、流れを譲りません。
そして最終10回、お互い全てを出し切るようにしてパンチを繰り出す中、試合は終了。判定での決着となりました。
そして95−95、96−94 、96−94の2−0により荒川仁人選手が日本ライト級新王者となりました!
初回のダウンこそあれど、その後は巧みなボディーワーク、攻守のテクニック、多様なパンチ、クリーンヒットの数でも上回り、正直、ドローの採点があった事には初回のダウン以上に驚かされました。
しかし、それ以上に驚かされたのは、今まで数多くの試合をワンパンチで終わらせてきた荒川選手の強打を浴びても、前に出てくる近藤選手のタフさ、最後まで落ちなかった攻撃力、そして王者としての執念でした。荒川選手は強い王者を破った事で更なる実力をこれからも見せてくれる事でしょう!
彼がボクシングを始めたのは9年前です。
身体の強さ、パンチの重さ等で頭角をすぐに現してきましたが、あの頃はまだ何者でもなく、また何者になってゆくのか、本人自体も分からないジムに数多くいた一練習生でした。
しかしそんな中、彼は自分の理想のボクシングを思い描き、それに近づいて行けるようにと努力を惜しまず、あきらめる事無く日々の練習、試合をこなしていきました。そうして自らの歩みで成長し、次第にジム内でも特別な存在へとなっていったのです。
そんな彼が、ある時期から自分が持つボクシングの理想とは別に、八王子中屋ジムは自分が引っ張って行くのだという決心していきます。
それは本来、彼が持つ自由奔放な飄々とした性格とはまるで違ったものではありました。が、ジム内の世代交代などで、誰かがつとめなければならなかった役割を受け入れ、周りを率いると同時に、自分のボクシングに対しても本気で理想へ向かう決心を決めたのかもしれません。
そのため、彼はこのタイトルマッチに様々な思いを込めていたのだと思います。
その意味において、彼はタイトルマッチに挑戦する一選手以上のプレッシャーを感じ、そしてそれを受け入れてこの日のタイトルマッチを迎えました。
応援してくれている皆の為に、またジムの為にこのベルトを。理想の自分のボクシングに近づく為にこの試合を。
そんな思いを持ち、彼は昨夜戦っていたのかもしれません。
だからこそジムの皆が彼のそんな思いを感じ、また彼にとっても今回のタイトルマッチが自分の為の過程であった、と思えるような成長をさらに見せてくれるのではないか、そんな特別な日になったのかもしれません。
仁人、本当におめでとう!そしてありがとう!
■ 荒川選手から、応援して下さった皆様へ
「皆さん応援有り難うございましたm(_ _)m
試合に向けての努力が、試合結果に結びついたので、本当に嬉しく思います。
今後に向けて、これからは基本に返って、基礎をしっかり作って行き、レベルアップを図って行きたいと思います」
■ 荒川選手のスポンサーであり、勤務先である田野倉建設株式会社さんのブログでも、今回のタイトルマッチの記事をUPして下さっています。
アドバイザー日記♪ 「チャンピオンっ!」(2010.4.23up)
アドバイザー日記♪ 「メッセージ。」(2010.4.24up)
■ 動画をUPしました。携帯からも見られます。
2010.4.22 荒川仁人の試合1(携帯用)
2010.4.22 荒川仁人の試合2(携帯用)
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の4枚以外の写真もUPされています。)
■ 写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の4枚以外の写真もUPされています。)
■ 東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
(ヨガの達人でもあります)
今週、23日(金)に『角海老ボクシング』のセミにてランク挑戦をする中村尚平太選手も明日タイトルマッチ計量の荒川仁人選手と同じく、疲れを取っております。
そんな尚平太のいるジムに久方ぶりに彼の知る人が現れました。
何十種類もの木を、その色・木目などをいかしながら、着色せずに木の色のみで「絵」として組み込んでいく「組み木絵」。その驚くべきクオリティの芸術作品を制作している”組み木絵作家”中村道雄さんが久しぶりにジムに訪問し、練習を行っていたのです。
って、その人、尚平太のお父さんじゃないですか!
そうなんです。尚平太のお父さんは有名な芸術家なんですよ!
*中村道雄 ”組み木絵.net”(その素晴らしき芸術を是非ご覧下さい!)
道雄さんと中屋会長とは八王子中屋ジム創立前からの友人で、ジム設立前に会長が開いていたボクシング教室で汗を流していた仲でもあるのです。
その昔は一緒にスパーもしていた中村親子、久方ぶりの競演に尚平太が恐ろしい程の成長を見せた、若かりし十代だった頃の姿が蘇ってきました。
あの頃は怖いもの知らずでただひたすらがむしゃらに練習し、試合に挑んでいた(十代で東新人王決勝出場!)尚平太。
あるいはそれは、今回の試合に向け尚平太自身が目指していた姿と同じものだったのかもしれません。
あの頃のように、そしてそれ以上に!
そんながむしゃらな今の尚平太を23日の試合、応援よろしくお願いいたします!
(気合いだ!中村家!)
(既に走り出しているチャンピオン)
東洋太平洋/日本スーパー・ウェルター級王者 チャーリー太田選手が明日21日の『朝日新聞』の多摩版にて記事が掲載されます。
先月末、新王者となったチャーリー、チャンピオンの仕事をこなしつつも、しっかりとジムワークを行っております。今度の初防衛戦はOPBF1位のオーストラリア国籍のアフリカン、キング・デビッドソンとの試合が濃厚、既にチャンプは戦闘態勢に入っているのです!
そんな彼をボクサー以外の角度からも描かれているという明日の記事、どうか皆様、楽しみにしていて下さいね!
(サンドバッグが気の毒だ、、、)
*翌21日、朝日新聞NET版「asahi.com」にもUPされました。
(もう少し、後少し。)
さぁ、いよいよ今週22日(木)は荒川仁人選手の日本ライト級タイトルマッチ挑戦の日です!
鍛えに鍛えた身体の疲労を、これからタイトル挑戦のその日まで抜いていくのです。今までのどの試合よりも練習し、準備してきたはずの荒川さん、目指すはベストの状態でリングに上がり、ベストの動きを見せることです。
2年前の初タイトルマッチ、東洋太平洋戦では決して万全の準備の中で挑んだ試合ではありませんでした。しかし、それでもその時できるベストの試合を見せてくれたのを思い出します。
「納得できたことはないからね。」
今度の試合に向けての状態を聞いた時、彼はそう言いました。その向上心が彼をこの挑戦の日まで支えてきたのかもしれませんね。
彼の求めるベストの”荒川仁人”、その姿に近づく為に今度の試合、彼はその”過程”にある現時点のベストを目指して後数日を過ごしていきます。
願わくば、そんな過程の中で形あるものが彼の腰あたりに残っていてほしいですね。
頑張れ荒川仁人、ベストの自分に少しでも近づけるように!
◎八王子中屋ボクシングジム interview room
荒川仁人インタビュー 【2010/4/22 日本タイトル挑戦】
ジム練習生 「こんどうさん」の取材・撮影によるものです。
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