Admin*Write*Comment
八王子中屋BOX
[53]  [54]  [55]  [56]  [57]  [58]  [59]  [60]  [61]  [62
11月29日(月)「第92回ダイナマイトパンチ」

【メインイベント】ライト級 8回戦

丸山 伸雄(日本ライト級11位/八王子中屋/16戦11勝2KO4敗1分)
 vs
佐々木悟(ヨネクラ/14戦7勝4KO5敗2分)

 結果…2R58秒TKO勝ち


 丸山伸雄の成長、ランカーレベルの実力に

 丸が今年最後の試合を最高の形で締めてくれました!

 この日見せた丸山選手のリング上での姿は、まさに自信に満ちあふれたランカーとしての風格が漂っておりました。

 そして丸山選手は、それを見事結果に結びつけてくれました。

 初回、じっくりと身体を動かし相手の元東新人王、佐々木悟選手の攻撃を捌く丸山選手の姿は、柔らかく、落ち着き、余裕を感じさせました。彼の歴戦を知る者ならば多少の驚きを覚えたかもしれません。今までの丸山選手はむしろ試合全般を通し動きが固く、又それが良い意味でも悪い意味でも彼の持ち味となっていたからです。

 そんな丸山選手が軽快な動きを、特に開始から見せた事に彼の成長を感じずにはいられない中、彼はボディにストレートを打ち込みつつも、しっかりと目的の返しのパンチを上にも放り、リズムを掴んでいきました。

 そして2回、丸山選手は更にプレッシャーを強め、ボディから威嚇的な左右の大きなフックを振っていきました。そうして続く右フックが佐々木選手の顎をカウンターで捉えると、足をよろけて後退していきました。相手の明らかなダメージを見て、丸山選手は慌てる事なく冷静に次の右、そして更に正確にとどめの右と打ち込んでいったのです。そして佐々木選手が崩れダウンする所で、レフェリーが抱え込み試合終了。丸山選手の2回TKO勝利となりました。

 以前ならば初回から懸命に、チャンス時には慌ていた丸山選手。しかし、この日の彼は焦る事なくほぼ完璧な試合運びで勝利しました。それは彼が今年に入って経験した強者達との対戦が大きな実りとなったからなのだと思います。

 丸山選手はどんな時でも練習で実力をつけ、試合で少しずつ自信を持っていきました。そして今回の試合で、彼は本当に自分の成長を実感できたのかもしれません。どんなレベルでも自分の課題を克服する事は難しく、多くの者がそれを出来ないでいる中、彼にはそれが出来たからです。

 その意味で、丸山選手はこれからの戦いこそが新たなステージとなるのかもしれません。その試合の時々の対応力がこれからは更に問われてくるでしょう。

 ここまでの間で身に付けた自分のベーシックな力を更に高め、これからの試合に向けて様々な物も同様に身につけていく。丸山伸雄はこれから日本最高峰のステージに臨んでいきます。

 皆さん、そんな彼をこれからも変わらず応援宜しくお願い致します!

101129_1

リングを降りた丸山選手を祝福するジムの選手達と、応援に来て下さった皆さんです。

丸山伸雄選手から応援して下さった皆様へ

「みなさん今日は本当に盛大な応援ありがとうございました!
みなさんに支えられてボクシングができます。
今日は最後まで攻めぬく!という気持ちで戦いました。
『心で勝て!』でこれからも一生懸命頑張ります!
ありがとうございました。」

101129_3

試合後の控え室で、取材を受ける丸山選手。



(武藤さん、やりました)


写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の5枚以外の写真もUPされています。)

k1

k2

k3

k4

k5



写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の5枚以外の写真もUPされています。)

w1

w2

w3

w4

w5



丸山伸雄情報ブログ

試合組合せ表(日本ボクシングコミッションHPより)

◎八王子中屋ボクシングジム interview room
丸山伸雄インタビュー 【2010/11/29 vs佐々木悟】(11.26up)

◎東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルのボクシングニュース(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
中村尚平太


10月28日(木)「MG-1/OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座決定戦」〈後楽園ホール〉

◎ウェルター級 8回戦

中村尚平太(八王子中屋/20戦10勝4KO8敗2分)
vs
新藤 寛之(宮田/8戦7勝1KO1敗)

 結果…5RTKO負け

手応え掴んだ攻、固めきれなかった守

 皆さん、大きな声援ありがとうございました。中村尚平太の復帰第3戦は、過去の復帰戦の中でも一番の動きを見せてくれました。しかし、やりきるまでにはいたらず5回TKOにより敗戦となりました。

 入場時、尚平太は入念なシャドーを見せ、身体のキレの良さを感じさせてリングへ上がって行きました。その時見せたステップとボディワークはそのまま1回へと繋げて行きます。開始と同時に前に出た尚平太は、右ボディを打ち自分のリズムを刻みます。そこへ相手の新藤選手は左ストレートを打ち終わりに狙って迎え撃って来ました。続く2回も、尚平太は相手の単発の攻撃を構う事無く左右のボディフックを叩き攻勢に出ました。

 そうして良いリズムで終わろうとしていた2回ラスト10秒に入った時、サウスポーの新藤選手が繰り出したワンツーにより尻餅をつくダウンを喫してしまいます。相手の正面に立ってしまい足が揃ってしまった時のダウンだった為ダメージこそはありませんでしたが、流れを掴みかけていただけにもったいないダウンでした。

 しかし、続く3、4回、新藤選手の左カウンターを時折被弾するも、尚平太はそれ以上にボディへストレート、左右フックを叩き込み、長身な相手の上体をくの字に曲げ始め、確実にスタミナを削り、ダメージを与えて折り返しの5回に突入しました。

 その5回、先手を取ったのは新藤選手、試合全体を通じて当て続けた左ストレート後に連打をまとめ、尚平太を守りに回らせると、反撃して行く尚平太を更に連打で迎え撃ち、反応しきれていない彼を見てレフェリーが試合をストップしました。

 この日、尚平太は自分の得意なスタイルではない戦い方で試合に臨みました。中へと切り込みボディを狙う。そして後半へ勝負を繋ぐ。それを実行する為に、尚平太はその当て感の良さと独特のリズムを犠牲にし勝利を目指したのです。そして確実にその流れは試合の中で見えて来ました。

 しかし、それは同時に大きなダメージはもらわなくとも、見栄えの悪い被弾を多く受ける場面を増やす事にもなったため、試合は尚平太が削りきるか、新藤選手がチャンス時にパンチをまとめきるかの我慢比べのようになって行きました。

 そうした中で、決して決定的なパンチを食らった訳ではありませんでしたが、そのせめぎ合いで抜け出た、レフェリーにそれを見せた相手の勝利は仕方が無かった事かもしれません。新藤選手は昨年の全日本新人王戦から遥かに強くなっていました。そんな相手に尚平太はもう一押し攻め、もう少し固めて守りきる事が出来ませんでした。力を出した、しかし出し切れなかった悔しい敗戦となりました。

 しかし、今年の1月に約6年のブランクから帰って来た中村尚平太の復帰戦は、強豪達との対戦の連続でした。初戦の加藤壮次郎選手は9月の決定戦で新日本王者となり、復帰2戦目の4月に対戦した高山樹延選手は当時10位だったランキングを現在5位にまで上げ、この3戦目で対戦した新藤選手の動きは確実にランカークラスの実力を見せました。

 そうした相手との戦いで、あるいは本人が感じている以上に身体にはダメージが残っているのかもしれません。だからこそ今、尚平太がすべき事は1年間、必死でブランクを取り戻そうと鍛えた身体をまず休め、そして勝利する為に懸命に使った心を癒し、そこから自分がどうすべきなのか、どうしたいのか、の答えを出す事なのかもしれません。

 尚平太のその優しい人柄を示すように、この日も多くの仲間が大きな声援を彼に送ってくれました。それが彼に届いていない訳はありません。その声を胸にしみ込ませ、彼は休息を過ごす中、これからの事をじっくりと考えていくと思います。その彼の決断が出たとき、この日と同じく皆さんの温かなサポートがある事を願っております。

 この日も、何度も尚平太を応援してくれている皆様、本当に有り難うございました!

 しばし彼を、その独特のリズムを持った!中村尚平太をお待ち下さい!
 
 有り難うございました!




写真提供:渡邊文幸
渡邊文幸PhotoGallery(下の5枚以外の写真もUPされています。)

中村尚平太1

中村尚平太2

尚平太3

中村尚平太4

中村尚平太5


写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の5枚以外の写真もUPされています。)

中村尚平太6

中村尚平太7

中村尚平太8

中村尚平太9

中村尚平太10


試合組合せ表(日本ボクシングコミッションHPより)

◎東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルのボクシングニュース(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
10月9日(土)「第8弾 ザ・グレイテスト ボクシング」

【メインイベント】S・フライ級 8回戦

野崎 雅光(日本S・フライ級11位/八王子中屋/11戦9勝4KO2敗)
 vs
ガンバレ将太(戸髙秀樹/8勝7勝2KO1分)

 結果…判定勝ち3-0(78-75,79-72,80-72)



 ”八王子の小天狗”野崎雅光、ダウンを奪い判定勝利!魅せた『男達の喧嘩祭り』!

 皆さん大きな声援有り難うございました!

 日本スーパーフライ級11位の野崎雅光選手のランカーとなってから第2戦目は、タフだったガンバレ将太選手相手に2回にダウンを奪った末の判定勝ちとなりました!

 それはまさに男達の、いや好漢達の喧嘩祭り!激しいパンチの応酬で全ラウンド、フルに両選手が殴り合いました!あらゆる角度から多彩にして多数のパンチを放つまさ、ダイナミックに気持ちを乗せてパンチを振り切るガンバレ将太、二人のボクサーが見せてくれたものは喧嘩を超えたボクシングそのものでした。

 初回からランカーに挑むという決意をむき出しに、右のパンチを振り抜く将太選手に対し、まさもその動きを捌きながら果敢に手を出して行き、お互い守勢に回らず熱の籠った試合のスタートとなりました。

 しかしそんな中でもまさは2回終盤、前に出て来た将太選手に速いテンポのワンツーを打ち込みダウンを奪います。

 このダウンを奪う事、それはまさがこの試合が決まった時から言っていた「力まずに意識をせず倒す。」という一つの目標でもありました。それを試合の中で実行出来た事でまさはその後の試合を更に優位に進めて行きました。

 3回に有効打で相手をカットさせると、その後も小刻みよいステップから前後左右に動き回り、テンポの良い多彩な角度からのコンビネーションで相手にダメージを与えていきました。しかし将太選手も被弾する中、正確なジャブ、そこから右へと繋げていく確かな技術も中盤にみせて、自分の攻撃を止めることなく仲間の大声援に背中を押されるようにして更に前に出て来ました。

 そんな気持ちが全面に押し出されたボクシングを展開して来る相手に対し、まさも冷静にしかしそれに応えるようにして攻撃の手を緩めませんでした。

 そうしてお互い攻め続ける中、最終8回のゴング。よりダメージを的確に与えたまさの大差判定勝利となりました。しかし、相手のガンバレ将太選手はまさにそのリングネームそのままに最後まで試合を諦めず、前に出続けました。そんな相手の粘りから、まさも学べたことは決して少なくなかったと思います。

 この日まさが見せたものは確かな技術と能力の高さでした。そしてこれから彼がみせねばならないことは、その力が本物と対戦でも発揮出来るのか、という事なのかもしれません。

 この勝利により、まさはこれから層の厚きこの階級でランカーとして王者を目指す事になるでしょう。来年は彼の階級で日本タイトル最強挑戦者決定戦が行われ、まさもその出場選手の候補となるでしょうし、あるいはその前にタイトル挑戦のチャンスも見えて来るやも知れません。

 これからが”八王子の小天狗”野崎雅光の本当のボクシングを発揮する時になるでしょう!皆さんどうか変わらぬ、更なるご支援宜しくお願い致します!応援有り難うございました!


 当日が誕生日の(本当は前日だった…)筒井マネージャーと一緒に。


野崎雅光選手のコメント

「今回の相手は前々から強いと評判の良い選手と言うことで、すごく緊張してました。

実際手を交えてみてもやはり強くて名前通りの頑張る選手でとても強い選手でした!
でも強い選手に勝てて本当に嬉しいです!

勝てたのは皆さんの応援が有ったから最後まで諦めずに集中して戦えました!
本当にありがとうございます!!

中屋の4人目のチャンピオン目指してまた1から練習して強くなります!
これからも皆さん応援よろしくお願いしますm(_ _)m」


動画をUPしました。携帯からも見られます。



10月3日(日)「ダイナミックボクシング/日本ミドル級タイトルマッチ」

【メインイベント】ミドル級 10R

鈴木 哲也(チャンピオン/東洋太平洋ミドル級1位/進光/33戦25勝15KO8敗)
 vs
淵上 誠(挑戦者 東洋太平洋ミドル級3位/日本同級1位/八王子中屋/19戦13勝4KO6敗)

 結果…6RTKO勝ち


淵上誠,3度目の挑戦、最高の内容で日本ミドル王者に!


 皆さん!大きな声援、本当に、本当に有り難うございました!

 10月3日、大阪のIMPホールで行われた日本ミドル級タイトルマッチ。指名挑戦者の淵上誠が、とうとう自身3度目の挑戦で見事、日本タイトルを獲得する事が出来ました!

「鈴木選手を意識してここまでずっとやってきました。」

 試合後、記者達に向けそう語った淵上。その言葉に偽りはありませんでした。

 彼は去年の春、2度目のタイトル挑戦で初顔合わせとなった鈴木哲也選手相手に優位に試合を進めながらも、悔しい敗戦。その日から、本当にこのタイトルマッチを、鈴木選手との再戦を待ち望んでいました。

 そして、淵上は去年の悔しい敗北を受け入れた後、ただ待つだけではなく、自らを成長させ続けて、再び大阪へやって来ました。

 あるいはそんな思いは、彼を応援してくれた回りの仲間も同じだったのかもしれません。当日、淵上は故郷鹿児島県出身の歌手 日高正人さんが歌っている入場曲の『やじろべえ』とともに、全国から駆けつけてくれた仲間が叫ぶ大声援の中、リングに向かっていきました。淵上が仲間の間を通り抜けるたびに、彼に一人一人の思いが込められていくようでした。

 そうして全員の気持ちとともにリングインした淵上は、リラックスし自信に満ちあふれた表情を見せました。そうして淵上の3度目のタイトル挑戦が始まったのです。

 初回から淵上は明確な姿勢を早くも見せました。

 変則的な動きからジャブを放ち、相手の鈴木選手と距離が縮まればボディへ、距離が離れればその瞬間に顔面へとパンチを散らし、攻めの意識を見せつけました。対する鈴木選手は淵上の攻勢、変則的な動きに中々対応出来ていません。コンディションの悪さか、モチベーションの低さか、明らかに鈴木選手の動きが散漫になっていたのが読み取れました。

 そんな中、続く2回の終わりに近づく頃、淵上はジャブからの左ストレートを痛烈に打ち下し、鈴木選手をキャンバスへと沈め、目標にしていた早い回でのダウンを見事に奪いました。

 しかし、そこから何とか立ち上がった相手に、淵上は更に攻め立てましたが、この回はその後ゴングに追撃を阻まれます。しかし続く3回、4回、そして5回と淵上は止む事の無い挑戦者としての攻撃で、王者の鈴木選手を追いつめていきました。

 そうして迎えた6回、最初の攻撃からクリンチをしてくる王者を振りほどき、ロープに詰めた所で再び左ストレートを痛打すると、王者は後退。そのチャンスに淵上が一挙に仕留めに出ました。

 右、左、右、左、右、左、顔面にフックの雨を、

 左、右、左、右、左、右、左、右、左、右、左、右、ボディにアッパーの束を、

 そしてバックステップから左クロスを防戦一方の王者に打つが、それでも止めない主審、

 そこからは淵上は左右ストレートを無数に放ち続け、全てをここで出し切ろうとしました。

 そんな中、力無き反撃を見せた王者を主審が抱くようにして試合をストップ。その瞬間、淵上誠がとうとう3度目の挑戦にして新王者となりました!




 今年に入って3月にチャーリー太田、4月に荒川仁人という同僚二人がそれぞれタイトル挑戦し、見事ベルトを獲得しました。それは淵上にとって誰よりも喜び、また誰よりも悔しくもあったことだったのかもしれません。彼等3人は今まで共に切磋琢磨して互いの実力を高めてきたからです。

 実力が届かなかったまでも食らいつき可能性を残した初挑戦。実力が十分にあることを証明し、がしかし結果は残せなかった2度目のアウェー戦。きっと誠は初の挑戦以来3年間、ジムの誰よりもタイトルを望んでいたのではないでしょうか。届かず、突き放され、仲間達は先を越していった。その間、淵上に出来たことは再挑戦を信じ、自分を成長させ、変えることでした。

 試合前、淵上の為の会報誌にこのような事を書きました。


 『「倒したい」誠はあの敗北から、常にそれを意識し実行した。攻めること、挑戦者として最後まで攻め抜くこと、それが彼のタイトル獲得の為の答えだった。誠という器からその積み重ねが溢れた時、彼が今までの自分を超える瞬間となるだろう。その時、今まで勝利も敗北も一緒になって感じ、喜び、怒り、悲しみ、泣いて、何より楽しんでくれた皆と共に迎えられたらこんなにうれしいことはない。』


 淵上はまさにその通りの試合を見せ、新チャンピオンになってくれました。

 そしてそんな彼が本当に自分を超えたとき、周りに皆さんがいてくれた事がうれしくて、何より嬉しくて仕方がありませんでした!

 皆とともに待ち続けた分だけの喜びが、確かにそこにはありました!

 そして最後に、試合後、淵上と清らかに言葉を交わしてくれた鈴木哲也選手、本当に有り難うございました。悔しい思いで過ごしてきた再戦までの中、鈴木選手の優しさだけは敵地大阪で、淵上にとって大きな励みになったのだと思います。



 これから淵上は少しの休息の後、来年の頭に開かれるチャンピオンカーニバル、そして初防衛戦に”新王者”として臨みます。どうか皆様変わらぬご支援、ご声援これからも宜しくお願い致します!

 本当に有り難うございました!


淵上誠選手のコメント

「今日は本当にありがとうございました(^^)

僕の夢!
チャンピオンになることができました!!!

ここまでこれたのも、本当にみなさんのおかげです!東京(バスアリガトウゴザイマス)から京都から大阪に鹿児島、与論島にたくさんの応援、そしてジムの仲間の力、仕事場の協力と、たくさんの支えがあり僕はここまで来ることが出来ました。
僕には素晴らしい仲間がたくさんいます!
僕は本当に人に恵まれています!

そして去年からチャーリー、仁人さんと3人でチャンピオンになろうの約束も果たせて良かったです(^^)

今日は本当にありがとうございました(^^)

これからも応援よろしくお願いします\(^o^)/」


動画をUPしました。携帯からも見られます。

101002森


10月2日(土)「WBA世界S・バンタム級タイトルマッチ/日本S・フェザー級タイトルマッチ」〈後楽園ホール〉

◎バンタム級 4回戦

森 道晴(八王子中屋/8戦3勝3KO5敗)
vs
松山 真虎(ワタナベ/5戦3勝2KO2敗)

 結果…判定負け 1-2

 森道晴、結果は敗戦も、見せたB級の為へのボクシング!

 森道晴のB級昇格は後1歩の所でかないませんでした。

 パンチの交換が多かった4回フルラウンド、判定の結果は2−1、僅かな差でのくやしい敗戦となってしまいました。しかし、森は自分のすべき事を行い、勝利者であってもおかしくはない試合展開を見せました。

 1回、積極的に手数を出して来る松山選手に対し、森はしっかりとガードを構え、相手の連打の打ち終わりにパンチを出していきました。続く2回も試合のペースは同じく進みます。しかし、手数で押し切ろうとする松山選手と比べ、森はクリーンヒットを奪い、そのダメージを相手に重ねる中で後半に結びつけていきました。

 3回は森のガードが手数の多い相手のパンチの、そのほとんどを防ぎ、そこからのカウンター、打ち終わりのクリーンヒットを更に見せて行きました。しかし、その一方の見方では、確実に手を出し続ける松山選手が押しているようにも見えたかもしれません。

 そうした中迎えた最終回、森は手数でもクリーンヒットの数でも明確に相手をリード、前半のクリーンヒットが相手にダメージを残させ、また、相手が森にクリーンヒット出来なかった事でダメージの無い森が最後に前に出る事が出来ました。

 しかし、最終的には終了のゴングが鳴り、判定の結果はより手数、前に出た松山選手が支持される形となりました。確かに、押し込まれ、防御の時間が長くなり見栄えの悪さを感じさせた場面もありました。ですが、試合後の森の顔にパンチを受けた形跡は殆ど見られず、彼のガードが殆どのパンチを防いでいました。そして森はよりクリーンヒットさせていました。

 微妙な判定ではありました。そのような試合展開になった時、明確に自分の優位をいかに見せていけるかが、今後の課題でもあるのかもしれません。しかし、この試合で森が見せた”ボックス”する意識の高さは、確実に4回戦から6回戦へと進む為の意思、が込められたものであったのだと思います。

 今回は足踏みする結果となりましたが、この経験は森が6回戦を迎えた時の足固めとなっているはずです!そして、彼をいつも応援して下さる暖かい仲間の声援が、森を何より支えてくれています!

 今回も声援有り難うございました!次こそは必ずステップアップしてくれるであろう森に期待していて下さい!有り難うございました!




写真提供:金澤興一(白トランクスが森選手)

101002森1

101002森2

101002森3

101002森4

101002森5

101002森6
  • ABOUT
八王子中屋ジム情報満載のブログです!
  • LINK
フェイスブック
ツィッター



一般会員HP

プロHP

Dailyハチナカ

後援会

  • カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
8 10 11 12
14 16 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
  • 最新コメント
[09/03 もーと]
[07/18 NONAME]
[04/18 NONAME]
[04/03 もーと]
[02/06 もーと]
[12/31 横濱の尚]
[11/13 もーと]
[10/30 もーと]
[10/22 原西]
[10/14 観戦者]
  • バーコード
  • プロフィール
■管理人:
八王子中屋ジム広報担当
■掲載した記事・画像・映像を無断で複製・転載・販売することは固くお断り致します。

  • ブログ内検索
  • アクセス解析
Copyright © 八王子中屋BOX All Rights Reserved.*Powered by NinjaBlog
Graphics By R-C free web graphics*material by 工房たま素材館*Template by Kaie