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【東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ 12回戦】
淵上 誠
(チャンピオン/WBA同級9位/WBC17位/24戦18勝9KO6敗/八王子中屋)
   vs
郭 京錫
(挑戦者/同級1位/韓国ミドル級チャンピオン/14戦9勝6KO5敗)

 結果…10R44秒TKO勝ち




 4月9日(月)後楽園ホールにてセミにて登場した東洋太平洋ミドル級王者”薩摩コング”淵上誠選手。その対戦相手は韓国同級王者の郭京錫選手でした。

 そのタフさは想像以上で、しっかりと準備をしていた誠も、今まで経験したこのない苦しさを味わうものとなりました。

 試合の展開は、初回がその全てだったと言えました。

 足を使ってジャブを放ち、ボディにパンチを集めて行く淵上、郭選手はそれを我慢するようにして、KO率の高い一発のパンチを振って前へ、前へと進んで行きました。

 中盤までその展開が続き、更に一方的な誠の流れ。それは同時に不安も呼ぶものでした。

 全ラウンドを通して、その大半で手を出し続けたことで打ち疲れが起きる可能性が出来たのです。一方的、しかし、タフで相手は絶対に諦めない、そこから雑な攻め方になり、隙が見えた所に相手の1発の強打が、、

 そんな可能性を感じさせる中で、迎えた終盤、誠が見せたのは、そんな可能性を上回る上積みでした。

 今まで正社員として働いていた日野自動車、誠はこの試合に向けて会社からのサポートとして、練習に集中出来る環境を頂きました。その頂いた環境を誠は自分を鍛えるべく、力を注ぎ込みました。それがまずこのスタミナであったのだと思います。

 途中、オーバーワーク気味になってしまう事もありましたが、それを抑えるアドバイスにしっかりと耳を傾けた誠、今回も良いコンディションの中で試合を迎えられました。

 そうした誠の準備に安心と、いかにフィニッシュへと持って行くかに注目が集まった中、試合は10回を迎えました。

 今までそれほど見せる事がなかったアッパーや、色々な角度からのボディ打ち、何より各ラウンドの大半で手を出し続けているのにも拘らず失われなかったスタミナ、それは淵上が確実に次のレベルに向かう準備が進められている事を現していたと思います。

 そんな新たな武器を模索し、しかし一番鍛えていたのは本当に一番の基礎とも言える体力、スタミナの強化だったのかもしれません。誠は一方的な展開に終止符を打つべく、パンチをまとめてレフェリーのストップを呼びました。

 長いラウンドを戦った事で、得るものも多かった誠、そしてこの長く戦ったことが次に良い意味を持って繋がったと言えるのかもしれません。

 この一方的だった、しかしそれ故に苦しかった初防衛戦、その後、誠を待っていたのが1ヶ月後に行なわれた世界挑戦の舞台でした。

 その舞台では強い世界王者に対し、力を見せる前の敗戦となりました。

 しかし、淵上誠はそんな敗戦の後、いつだってそれを糧に強くなって戻ってきました。

 今しばしの休息をとっている誠が戻ってきた時、どのようにしてまた強くなるのかをどうか期待して待っていて下さい!

 試合での大きな声援、誠にありがとうございました!
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