ありがとう、レイ・ラバオ！スパー最後の日。

７月２７日（土）アメリカ、テキサス州、サンアントニオにあるAT＆Tセンターにて行われる、WBC世界ライト級１位”童顔のスナイパー”荒川仁人選手の世界初挑戦、WBC世界ライト級3位のオマール・フィゲロア選手と争うWBC世界ライト級暫定王座決定戦。



　その大一番に向け荒川さんのスパーリングパートナーをフィリピンから呼んでいたWBOライト級８位、フィリピン同級王者のレイ・ラバオ選手。

　　荒川仁人のスパーリングパートナー来日！

　日本に来て以来、本当に良くスパーリングを頑張ってくれましたが、昨日が最後のスパーリングでした。


（暴れん坊とも最後の手合わせ。）


（荒川さんとはお互いをたたえ合うような殴り合い、）


（もう仲間のようにスパーを見つめるレイ、）

　日本人選手と違い、海外から呼んだスパーリングパートナーは、時に環境に馴染めず、練習に耐えられず、スパーリング相手としての役目を果たす前、勝手に帰国してしまうこともあるそうです。

　それは国の、文化の違いもあるのかもしれませんが、レイは弱音を履くこと無く、本当に良きパートナーとして荒川さんの世界挑戦の為のトレーニングを一緒に準備してくれました。

　帰国後に彼自身も試合の予定があったようですが、それが日本にいる間キャンセルになってしまったとのこと。彼等にとってはよくあることなのかもしれませんが、レイは荒川さんのための練習にシフトしてくれ、最後までパートナーをきっちりと努めてくれました。

　そしてそれは荒川さんだけでなく、次の選手にも力を注いでくれていました。

　　see you in the ring of championship


（本当に真面目で優しい好青年でした、左の彼とは大ちが、、ある種、優しさは備えているか。）

　そんなレイへ、ジムから、荒川さんを応援してくれている方から、暴れん坊から、そして荒川さんから、餞別、品々、食事と様々な形で気持ちが送られておりました。

　そして最後には彼をパートナーとして呼ぶため経費を出してくださった（株）カタクラさんの筒井マネージャーと、八王子にいる間レイの世話をしてくれた井上トレーナーと共に最後の楽しい夜を過ごし（どんなよりだったかは聞かないことにして、、）、本日、成田空港から自国フィリピンの戻りました。

　またいつか何処かで、出会う事があると思います。その時までお互いに成長できていたらと思います。

　Rey Rabao Salamat！


（メダリストさんから頂いたウェアも大切に着てね！See U！）



（本当に沢山の応援、ありがとうございます！）

　皆の思いは荒川仁人を応援するその気持ち！全てを糧に荒川仁人は世界に挑みます！