決意がもたらした結果と内容 荒川VS生田

(写真:こんどうさん)
==メインイベント==
【日本ライト級タイトルマッチ 10回戦】
荒川仁人(日本ライト級王者/WBA世界同級6位/WBC世界同級9位/八王子中屋/21戦19勝13KO1敗1分)
vs
生田真敬(挑戦者 日本ライト級9位/ワタナベ/22戦14勝7KO7敗1分)
結果…4R2分4秒TKO勝ち
6月13日、後楽園ホールで行なわれた『第30回ファイティング・スピリット・シリーズ/ダブル日本タイトルマッチ』のメインイベント、日本ライト級タイトルマッチは、王者の荒川仁人が挑戦者同級9位の生田真敬選手4回にダウンを奪ってからの追撃でTKO勝利を収め、3度目の防衛に成功しました。
挑戦者らしく最初に出て来て、いきなりの右ストレートを放つ気合いの入った立ち上がりの生田選手、しかしそんな相手を王者の荒川は右ジャブからストレート、フックへとボディ中心に集め、ダメージを与えながら早くも主導権を握っていきました。
さらに3回にはギアを上げ、荒川はあらゆる角度からパンチを打ち込んで行くと、4回にアッパーを効かせてから左でダウンを奪います。
そして続く追撃でフィニッシュ、4回TKO勝利で見事3度目の防衛に成功しました。
今回の試合、荒川は前回1月に務めたメインイベントとはまた違ったプレッシャーを感じる中でタイトルマッチに望んでいたのだと思います。
5月にメキシコでのボクサー活動が決まった同僚の日本スパーフライ級7位 野崎雅光と共に向かったメキシコ、グアダラハラでの遠征。荒川はこの遠征に参加することで大きな決断をしました。
それは本当にボクサーとして生きて行く為の決断でした。
ボクサーとして生きて行く為、それはつまり本気で世界を目指す、ということでした。
決して物事を大きく捉えない、言わない彼を知る者であればある程、その決断の大きさは理解出来るものだと思います。
その決断を問いたのはジムでした。今のレベルに到達したからこそ、彼にその場所へ向かう決意を問いたのです。
それはまた彼の性格が周りのことをよく気遣う故、一人でここまで来れた訳ではない、ということを理解している故、次のレベルに向かう準備を、今の環境を自分から変えることが難しかった故、誰かが背中を押してあげなければならなかったのかもしれません。
何故、彼は生まれて来て、何故、このボクシングを続けて来たのか?
彼は以前、あるインタビューの中で答えていました。
「自分への挑戦、少しでも高い所での闘いを楽しむと同時に自分を成長させたい。そんな試合を見せることで周りへ少しでも感謝の気持ちを伝えたい。」
そんな自分の願いを実現する為には”今”決断しなければ、その”未来”に求める”世界”というレベルには到底辿り着けない、その事実を目の当たりにした経験も彼を突き動かしたのだと思います。
そうして迎えたこの日のメインイベント、荒川はその決意をそのまま試合の内容、結果で現しました。この試合で荒川は観ている全ての人達に自分の決意を形にして表明したと言えるでしょう。
きっとこれから先、更に支援、仲間、本当に皆の助け、サポートが必要になって来ると思います。ただその受けたものを荒川なら必ずそのまま一緒に目指す先へ持っていってくれるはずです。荒川を支援、サポートしてくれている皆さん、どうか更なるご声援よろしくお願い致します!更なる高みへ一緒に行きましょう!
そして、試合後のインタビューで荒川自身が語っていたよう、その同じ場所を目指しているであろう東洋太平洋ライト級王者 三垣龍次選手、彼の所属するMTジムさん、まずはどちらにその可能性があるのか、試合で確かめましょう!よろしくお願い致します!
(写真:こんどうさん)
==メインイベント==
【日本ライト級タイトルマッチ 10回戦】
荒川仁人(日本ライト級王者/WBA世界同級6位/WBC世界同級9位/八王子中屋/21戦19勝13KO1敗1分)
vs
生田真敬(挑戦者 日本ライト級9位/ワタナベ/22戦14勝7KO7敗1分)
結果…4R2分4秒TKO勝ち
6月13日、後楽園ホールで行なわれた『第30回ファイティング・スピリット・シリーズ/ダブル日本タイトルマッチ』のメインイベント、日本ライト級タイトルマッチは、王者の荒川仁人が挑戦者同級9位の生田真敬選手4回にダウンを奪ってからの追撃でTKO勝利を収め、3度目の防衛に成功しました。
挑戦者らしく最初に出て来て、いきなりの右ストレートを放つ気合いの入った立ち上がりの生田選手、しかしそんな相手を王者の荒川は右ジャブからストレート、フックへとボディ中心に集め、ダメージを与えながら早くも主導権を握っていきました。
さらに3回にはギアを上げ、荒川はあらゆる角度からパンチを打ち込んで行くと、4回にアッパーを効かせてから左でダウンを奪います。
そして続く追撃でフィニッシュ、4回TKO勝利で見事3度目の防衛に成功しました。
今回の試合、荒川は前回1月に務めたメインイベントとはまた違ったプレッシャーを感じる中でタイトルマッチに望んでいたのだと思います。
5月にメキシコでのボクサー活動が決まった同僚の日本スパーフライ級7位 野崎雅光と共に向かったメキシコ、グアダラハラでの遠征。荒川はこの遠征に参加することで大きな決断をしました。
それは本当にボクサーとして生きて行く為の決断でした。
ボクサーとして生きて行く為、それはつまり本気で世界を目指す、ということでした。
決して物事を大きく捉えない、言わない彼を知る者であればある程、その決断の大きさは理解出来るものだと思います。
その決断を問いたのはジムでした。今のレベルに到達したからこそ、彼にその場所へ向かう決意を問いたのです。
それはまた彼の性格が周りのことをよく気遣う故、一人でここまで来れた訳ではない、ということを理解している故、次のレベルに向かう準備を、今の環境を自分から変えることが難しかった故、誰かが背中を押してあげなければならなかったのかもしれません。
何故、彼は生まれて来て、何故、このボクシングを続けて来たのか?
彼は以前、あるインタビューの中で答えていました。
「自分への挑戦、少しでも高い所での闘いを楽しむと同時に自分を成長させたい。そんな試合を見せることで周りへ少しでも感謝の気持ちを伝えたい。」
そんな自分の願いを実現する為には”今”決断しなければ、その”未来”に求める”世界”というレベルには到底辿り着けない、その事実を目の当たりにした経験も彼を突き動かしたのだと思います。
そうして迎えたこの日のメインイベント、荒川はその決意をそのまま試合の内容、結果で現しました。この試合で荒川は観ている全ての人達に自分の決意を形にして表明したと言えるでしょう。
きっとこれから先、更に支援、仲間、本当に皆の助け、サポートが必要になって来ると思います。ただその受けたものを荒川なら必ずそのまま一緒に目指す先へ持っていってくれるはずです。荒川を支援、サポートしてくれている皆さん、どうか更なるご声援よろしくお願い致します!更なる高みへ一緒に行きましょう!
そして、試合後のインタビューで荒川自身が語っていたよう、その同じ場所を目指しているであろう東洋太平洋ライト級王者 三垣龍次選手、彼の所属するMTジムさん、まずはどちらにその可能性があるのか、試合で確かめましょう!よろしくお願い致します!
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