荒川,ガンボアとスパー決定!そして三垣選手の返上により、、

　現在来日中の元WBA世界フェザー級王者のユリオキス・ガンボア選手と、日本ライト級王者の荒川仁人選手がスパーリングをする事が緊急決定致しました！


（元金メダリストにしてスーパー王者、ユリオキス・ガンボア。おお、超一流の迫力ですな。）

　ガンボア選手は９月１０日にアメリカ、ニュージャージー州、アトランティックシティにてメキシコの強打者、元世界王者のポンセ・デ・レオン選手との対戦が既に決まっております。

　その今度の相手がサウスポーという事もあり、今回、荒川さんに白羽の矢が当たったと言う事のようです。

　階級こそは違いますが、一流ではなく超一流の世界王者クラスのボクサーとスパーリングは、荒川さんの今後のキャリアを考える上でもとても重要な経験となるのは間違いない事です！

　スパーは数回を予定しているそうなので、荒川さんにはボコボコにされ、、経験をたくさん積んでほしいと思います！頑張れ！荒川仁人！


　そして、

　先日、同級の東洋太平洋王者で荒川が対戦を熱望していた三垣龍次選手が、怪我のためタイトルを返上する事が発表されました。

　今年４月、後楽園ホールで行なわれた日本バンタム級タイトルマッチに荒川さんは思いを馳せていました。

　王者の山中選手、挑戦者の岩佐選手、共に無敗、世界を期待されている選手同士、それぞれの道を歩んでいても世界に挑戦する可能性はあった選手達が、あえて国内頂上対決を実現させた事に荒川は感動していました。

　そして自らもそれを目指す事で、自分の世界への可能性を高め、またボクシングファンの方々が望むものを実現することがボクシングの為にもなるのだと思っていました。

　そんな感情が込められていたのが、前回の防衛戦後にインタビューで語った、三垣選手との対戦でした。


（思いを馳せ、熱烈に語った荒川仁人。撮影：こんどうさん）

　しかし、今回は怪我での返上だという事なので、三垣選手を責めることは当然出来ません。

　だから荒川、八王子中屋ジム陣営は三垣選手の怪我が治り、二人がその時にまだ国内の頂上に位置しているのなら、今度こそ間違いない対戦を望みたいと思っています。

　そのため、今後は荒川は東洋太平洋同級王座の決定戦を目指す事になりそうです。

　詳しい日時はまだ決まっていはいませんが、対戦する事になる一位のフィリピン人は挑戦を避けられ続けていた無敗の強い相手だとも聞いております。

　しかし荒川はむしろそんな対戦相手を望んでいます。そんな強者に勝ってこそ、始めて自分の価値を、世界を目指す資格があるのだと言う事を彼は分かっているからです。

　東洋決定戦の日程はまだ未定ですが、荒川は真剣に上を目指すため、これからも頑張っていきますので応援、何卒よろしくお願い致します！

　そして三垣選手、怪我が治るのを待ってます！日本のトップを決めるため、上を一緒に世界を目指しましょう！

　皆さん、楽しみにしていて下さいね！